映画「岸辺の旅」の制作裏話が大変おもしろかったのです(1)


私が2015年に見た映画で、面白かったもの5本の指に入るのが黒沢清監督「岸辺の旅」。
「岸辺の旅」についての黒沢監督と蓮見重彦氏の対談が、「文學界」2015年11月号「映画妖人伝」特集に掲載されていました。
「文學界」はその名の通り、小説が掲載されている文芸誌。ですが、小説家でない人のエッセイを掲載するコーナー「Author's Eyes」の人選がいつも面白いし、売れないと言われる文芸誌を面白くしようという気概を感じます。

さて「岸辺の旅」のストーリーは、失踪して生死不明の夫を待つ深津絵里の元に、幽霊となって浅野忠信(夫)が帰ってくるというものです。そして幽霊の夫に連れられるまま、一緒に旅に出ます。夫は他の人からも見えるし、しゃべったりもできる。その境界線はあいまいで、観客は不思議な感覚の映画の世界に連れていかれてしまいます。生きてる間に言えなかった、二人の気持ちの確かめ合いという恋愛要素もありつつ、ホラーのように恐怖を感じる場面もあり、日常とは全く違う2時間(と少し)を味わうことができます。

対談では、映画を見ているだけでは知りえない、制作の裏話が監督の口から話されています。
(2)につづく
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映画「岸辺の旅」
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この記事を書いた人:

しず子
北摂に引っ越して早6年目、2児の母。最近は、子どもを連れて遊びに行ける(自分が楽しむ)イベントを探し求めています。映画とラジオが大好物。
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