健やかに、美しく。 【柚花香房】


 

■街に浸透する漢方薬局

雰囲気のあるヘアサロンやケーキショップが立ち並ぶ阪急山田駅界隈。その一角に柚花香房(ゆずはなこうぼう)がある。その名を聞いただけでもよい香りが漂ってきそうなこのお店、実は漢方薬局だ。

柚花香房6店に入ると優しく迎えてくれるおふたりは、井上貴文さんと昌子さんご夫妻。お店を開いたのは2011年7月。「入りやすい」お店を目指したというそのしつらいは、ぬくもりのあるアジアンテイストで、つい長居をしたくなる居心地の良さだ。

美しくディスプレイされている

美しくディスプレイされていて気持ちがいい



■一人ひとりに寄り添い、向き合う
お客さんのほとんどは女性で、年齢層は20代から70代とさまざま。相談内容は貧血や生理痛、更年期障害や不妊症など婦人科系疾患が多い。「こちらに来られるお客様は、比較的オープンにお悩みをお話しくださいます」という貴文さん。それはきっと、貴文さんと昌子さんのおおらかな雰囲気が、相談に来る人々の心を開かせているからだろう。

初めて相談に訪れると、まずは問診票の記入を行う。その問診票をもとに、じっくり対話をしながら不調の原因を探っていく。自分では体の一部の不調だと思っていても、実はそうでないことが多い。一部ではなく全体をみることで、「何がそうさせているのか」「体の中で何が起こっているのか」を慎重に見極め、丁寧に判断し、漢方薬を調合する。

漢方薬がずらり。

漢方薬がずらり。これでもほんの一部。



だけど、これだけじゃない。

これらを調合し、オリジナルの漢方薬をつくる。



十人のお客さんがいれば十種類の漢方薬がある。また、現在効いている薬でも、改善される過程や季節によっては効き目が弱くなることも。その人に合わせてその都度配合を調整できるのも漢方薬の強みだ。同時に、定期的にお客さんの状態や変化を読み取ることも、大切な仕事となる。

■美しくあることは、健康であること

ゆずのように親しまれるお店でありたいという思いを込めて名付けた「柚花香房」。その花言葉は、「健康美」。おふたりにとって『健康』、『美しさ』とは?その問いに、顔を見合わせ、言葉を選びながら答えを出してくれた。「健康とは、笑顔でいる時間が多いことだと思います。たとえ持病があっても楽しく過ごすことができる。笑顔がたくさんあることは美しいことです」。

学生時代に出会い惹かれあった当時から、おふたりには「漢方」「お店を開く」というキーワードがあったという。穏やかに話す貴文さんと昌子さんを見ていると、それは「目標」というガツガツしたものでも「夢」というフワフワしたものでもなく、「必ず実現する将来の約束」だったように思えた。

■自分と向き合うために取り入れる漢方
「お客様の表情が少しずつ元気になったり、漢方薬と出合うことで考え方や生き方が変わったと言ってもらえたりすると本当に嬉しいです」。お客さんのことを親身になって考え大切にしている貴文さんと昌子さんは実際に漢方の力で元気になった経験があり、身をもって漢方の良さを実感している。心と体のバランスを整え、生活を見直すことも漢方は教えてくれる。それはつまり、自分自身と向き合うということだ。

そして、最後の質問。おふたりにとって漢方とは、ズバリ何ですか?

「みんなを元気にする魔法の薬です」。

柚花香房5「元気でいるために漢方薬を生活に取り入れると人生が豊かになりますよ。お力になれることがあるかもしれませんのでお気軽にご相談ください」。おふたりからの、メッセージ。

漢方薬局 柚花香房
<かんぽうやっきょく ゆずはなこうぼう>
吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101号
TEL:06-6816-9677
HP:http://wu-xiang-dou.co.jp/
営業時間 平日9:00~19:00/土曜日9:00~17:00
定休日 日・祝 
アクセス 阪急モノレール山田駅徒歩10分/ 阪急バス「佃」停徒歩1分
駐車場 2台有
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この記事を書いた人:

かどみき
北摂で生まれ育ち、北摂をこよなく愛する二児のママ。 日々のささやかなしあわせや、街で見つけた「心地よいもの」「楽しいもの」「新しいもの」「美味しいもの」をマイペースに発信していきます。
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