食べたいときのヘルシー食「からだデリ」第1弾 検査評価データをふまえての最終結果


2015年11月11日から24日までの間の10日間、3名のCityLifeNEWS専属市民ライターによって行われた『食べたいときのヘルシー食「からだデリ」プロジェクト』。

このプロジェクトは国立病院の管理栄養士の献立に基づく「からだデリ」の冷凍個食パック10食の食事体験を行い、その感想をCityLifeNEWSで記事としてアップし、食事をご提供いただいた㈱グローカル・アイさんのブログ内においても同記事へのリンクを貼り、記事を見ていただきました。そして食べる前と食べた後の尿検査を行い、食塩摂取量の変化を見るというもの。


今回の尿検査の結果を踏まえ、検査にご協力いただいた相愛大学の宮谷先生にコメントいただきました。

この度、相愛大学ではシティライフの市民記者の成人女性3名(A,B,C)につき、減塩食の試食前と試食後のスポット尿検査により1日食塩摂取量の変化を推定し、減塩食1日1回摂取による減塩効果を観察した。その結果、減塩食試食前の食塩摂取量が12.8g/日と多かったA様の場合、試食後の食塩摂取量は10.0g/日となり2.8g/日も減少した。しかし、減塩食試食前の食塩摂取量があまり多くなかったB様とC様の場合、減塩食試食(前→後)の食塩摂取量はそれぞれ(8.6g/日→9.9g/日と8.9g/日→7.2g/日)と推定され、減塩効果は明確ではなかった。
本観察結果は、平成24年度に相愛大学がスポット尿検査で行った、平素の食塩摂取量が12g/日以上と推定された住友ビルテナント男性社員(18名)に、住友ビル社員食堂の食塩相当量2gに調整された減塩昼食である「ヘルシー定食」を1日1回利用していただく介入試験により、食塩摂取量が統計学的に有意に2.1g/日減少したという結果と合致していた。
従って、平素から食塩摂取量が多い方の場合、昼食に減塩食を利用することにより、食塩約2g/日の減塩を達成できることが期待できると考えている。

相愛大学 人間発達学部 発達栄養学科
(文責:宮谷秀一)

参加した市民記者からの感想です。

Aさん
家族と食べる朝食と夜食は、野菜や果物も取り入れて塩分についても気にしていました。ただ、ひとりで食べる昼食は、冷凍のスパゲティやうどんなどで、塩気がきついなと感じるものが多かったです。なかなか自分のためだけに料理をする気が起こらず、どのように改善していけばいいのかと悩んでいたときにモニターをさせて頂きました。実際に塩分摂取が少なくなったという結果が出て、昼食を「からだデリ」に替えることが健康につながると思いました。

Bさん
「からだデリ」の食事はどれも減塩メニューだと感じさせない味の濃さ、美味しさ。
他社の冷凍惣菜を取り寄せてたときと比べると、1食のバランスが良く満足度が高かったです。我が家は元々薄味なのでそれを続けていけばいいのだと納得。ただ併記されていたカリウムが全く足りていない。忙しさにかまけて栄養バランスが偏っていたせい。「からだデリ」でトータル的には健康に一歩近づいたと思います。食に対する意識がより高まりました。

Cさん
普段から薄味を好んでいるつもりでしたが、試食前の食塩摂取量が意外と多くて驚きました。またカリウム摂取量が目標よりもかなり少なかったのも、ショックでした!そういえば妊娠中、先生に「塩分を控えるだけでなくカリウムをたくさん摂るように」と言われたことを思い出しました。カリウムを摂ることは、むくみや冷えの対策にもなりますよね。これを機に、カリウムを多く含む食品を意識して取り入れたいと思います。


今回のこのプロジェクトを通して、減塩における効果や必要性を改めて実感し、味覚においても素材そのものの味を感じやすく、健康維持を心がけるいいきっかけになったと思います。


この記事を書いた人:

シティライフ編集部
北摂・阪神の地域情報紙『シティライフ』の編集部です。 市民記者の皆様と一緒に、地域密着の情報をお届けします。

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