大阪の金魚界&昆虫界のカリスマに会える「豊中養魚」


豊中に住む人なら一度は見た事があるかもしれない。阪急宝塚線と大阪府道99号線の交差点にたたずむ「金魚」と大きく書かれた看板と「オオクワガタ、カブトムシ」と書かれたのぼりだけがある奇妙な民家。その奇妙さに「中はどうなってるんだろう?」と、かえって好奇心をくすぐられる。

養魚店外 知らない人の家にいきなり訪ねるような勇気をふりしぼり店内へ。開けた瞬間、たくさんの水槽が目に飛び込んできた。その間をぬって現れた声の穏やかな男性、その人こそが大阪の金魚界&昆虫界のカリスマである高山さんだ。

高山さんは大阪で唯一「大阪らんちゅう」という金魚の自家繁殖・販売をされていて、会員数500を超えるらんちゅうの愛好会「大阪錦襴会」で大関(優勝)を受賞している。店内にはいくつもの賞状が並び、新聞・雑誌で掲載されたほどの実力者でもあるため、その功績と高山さんの温和な人柄から師と仰ぐ金魚マニアが多い。

(左上)しっぽが反転して広がる『土佐錦』(左下)いちばんの上物『深見らんちゅう』 (右上・下)金魚の各大会での賞状 ※まだこの4つ以外にたくさんありました。

(左上)しっぽが反転して広がる『土佐錦』(左下)いちばんの上物『深見らんちゅう』
(右上・下)金魚の各大会での賞状 ※まだこの4つ以外にたくさんありました。



「大阪らんちゅう」は品種の特徴の維持がむずかしく、戦後に絶滅の危機をむかえていた幻の金魚だ。交配、選別、エサと水質・水温にこだわり、長い時間をかけて再現されたそう。横にひろがる美しい尾と艶やかな模様。その優雅な姿に魅了されるマニアが多いのは納得できる。

元々は昆虫が大好きで、サラリーマンを辞めてまで開店したというのが始まり。昆虫の方は店名が「ロタン」といい、生き虫・標本の販売をしていて、高山さんの昆虫標本の展足の技術を頼って相談にくる昆虫マニアが多いらしい。

高山さん その標本たちを誇らしげに抱えて見せてくれた。昆虫がこんなに美しいなんて!!!感動する私に意気揚々と説明してくれる高山さん。昆虫が好きで好きでたまらない、といった表情が何とも微笑ましい。さすが、箕面の昆虫館は顔パスで入場できたほどの昆虫マニアだけある。しかも昆虫博士としてTV出演もしたそうだ。そんなスゴイ人が豊中にいたとは驚きである。

ぜひ高山さんの熱い金魚&昆虫トークを聞きにお店を訪ねてほしい。きっと、秘密基地で宝物を見つけて帰ったような充実感を得られるだろうから。

豊中養魚(ロタン)
<とよなかようぎょ>
豊中市末広町2-9-1
TEL:06-6857-3400
HP:http://kingyo117.blog.fc2.com/
営業時間 平日 14:00~19:00
土曜 10:00~19:00 
日曜 10:00~17:00
(不在の 場合がありますのでご来店前にご一報ください。)
定休日 年中無休
アクセス 阪急「豊中」駅より徒歩7分
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この記事を書いた人:

ひらっちゃん
豊中に住んで5年。ようやく豊中の街になじみつつある “在宅グラフィックデザイナー” 兼 “一児の母” です。 趣味だった『CAFE巡り』や『イベント覗き』をカタチにして、楽しく発信していこうと思います。 「オモロい・美味しい・気持ちいい」が発動のエネルギー。どれかが反応したらすぐさま向かいます!
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