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寄り添いつながる支援の輪『ヘルプマーク&ヘルプカード』@神戸市

2019.06.10

平成24年に東京都によって制作され全国で普及が進んでいる「ヘルプマーク・ヘルプカード」。義足や人工関節を使用する人、内部障がい、難病、妊娠初期の人など、援助や配慮が必要な人が周囲に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるようにと同マーク・カードが誕生した。平成29年7月には、経済産業省において日本工業規格JISの案内用図記号として「ヘルプマーク」が追加され、支援の輪が神戸市でも広がっている。

ヘルプマーク・ヘルプカード

外見では健康に見えても身体が疲れやすく、つり革につかまり続け長時間同じ姿勢を保つことが困難な人。また、突如発生する自然災害や交通事故など、突発的な出来事に対して避難など臨機応変に対応することが困難な人。立ち上がる、歩く、階段の昇り降りなど身体動作が困難な人と、様々な理由で支援や援助が必要になる場合がある。

また、ヘルプカードにはお願いしたいこと、緊急時のかかりつけ医の病院名や主治医など記入欄があるため「ゆっくりと言葉を話してほしい」「体調の急変時には主治医へ連絡してほしい」などと記入することができる。ヘルプマーク・カードを見かけたら、公共交通機関で優先座席を譲ったり、声をかけるなどの支援・配慮を呼びかけている。

ミシン目で切り取り2つ折りにできる免許証サイズ

神戸でもヘルプマークを使いたい!と希望する声が上がっていたなか、兵庫県で同マーク・カードの配布が決定。その後、神戸市は神戸市障害者施策推進協議会での協議を経て、平成30年3月12日より導入となった。「導入当初より、1人でも多くの神戸市民に知ってもらいたいと公共交通機関や学校などでの啓発ポスターの掲示やイベントでの啓発運動を行ってきました」と障害福祉課の担当者。

平成31年3月末時点でヘルプマーク約8,500個、ヘルプカード約9,800枚を発行。ほかにも、障がいをもつ人が利用できる各種サービスを紹介した冊子「障害者福祉のあらまし」とセットになったヘルプカードは、区役所などで25,000枚も配布されたそう。

神戸市営地下鉄 優先座席

また、3月11日より配布場所を広げ、神戸市営地下鉄各駅の窓口、市バス・地下鉄お客様サービスコーナー(市営地下鉄三宮駅東コンコース)、神戸市総合インフォメーションセンターでの配布も開始された。「必要としている方が、身近な交通機関でヘルプマーク・カードが受け取れるよう新たに配布場所も追加しました」と障害福祉課の担当者。

神戸市営地下鉄三宮駅構内にもポスターが掲出

希望者は、上記の配布場所以外にも神戸市各区役所・支所健康福祉課(保健福祉課)あんしんすこやか係・西神中央出張所保健福祉サービス窓口・障害者福祉センター(総合福祉センター内)の窓口で受け取りができる。(代理による受け渡しも可能)ヘルプカードについては、市ホームページから様式をダウンロードし、印刷して使用することもできる。

なお、郵送の場合は兵庫県健康福祉部障害福祉局ユニバーサル推進課が受付先となる。郵送・ファックス・メール等でも受付可能だが、ヘルプマーク交付申請書が必要となるので注意してほしい。

神戸市 保健福祉局 障害福祉部 障害福祉課 こうべし ほけんふくしきょく しょうがいふくしぶ しょうがいふくしか

電話番号
078-333-3330(問い合わせ先:神戸市総合コールセンター)


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