戦後70年に考える「アドルフに告ぐ~ぼくは戦争の語り部になりたい~」展 @宝塚市立手塚治虫記念館


手塚治虫さんFANの皆さま、情報掲載が遅くなりごめんなさい!!!

現在、宝塚市立手塚治虫記念館では、第64回企画展
戦後70年に考える「アドルフに告ぐ~ぼくは戦争の語り部になりたい~」展が
開催中です。  ~6月29日(月)まで。

階段をのぼると手塚ワールドが!

階段をのぼると手塚ワールドが!



作品「アドルフに告ぐ」の連載は1983年からスタートしました。
当時の手塚さんは55歳。その頃のインタビューで「僕にとっては戦争は歴史では
なく現実だった。戦争の語り部が年々少なくなっていくので僕なりに漫画で伝えて
ケリをつけたかったのです。」と答えておられました。

手塚さん自身が語り部として作品を通じて、戦争体験を描いていく、、、
後世に残していくものがある、、、という思いがあったのだと思います。

手塚さんが宝塚で過ごされていた事を皆さんもよくご存じだと思いますが、
戦争も宝塚で体験されました。死の恐怖を目の当たりにした体験は、その後の
作品の世界の礎となったようです。

時間をかけてご覧頂きたい…

時間をかけてご覧頂きたい…



今年は終戦から70年になります。
今回の企画展は、終戦を迎えた8月15日が自らのマンガの原点だと語る手塚治虫さんの
作品「アドルフに告ぐ」を通して、何を伝えたかったのか?を探ります。
また、併せて戦争を描いた作品も紹介されています。
作品の中から″語り部″として伝えたかった手塚治虫さんの思いを受け取って下さい。

私KONが館内をめぐり、“ココは特に見てほしい”と思ったところを紹介させて頂きます。

日本語以外でも出版されています

日本語以外でも出版されています



◇1986年(昭和61年) 女性誌インタビューより
「僕は戦中派ですから、戦争の記録を僕なりに残したいという気持ちがありました。
戦後も40年以上経ちますと戦争のイメージが風化していくんですよ。
僕もそう長い先まで仕事ができないので今のうちに描いておこうと思いました。」

私は、このメッセージを読んで、手塚治虫さんのアツイ気持ちが伝わり涙ぐんで
しまいました。私は祖父が健在だった頃、戦争の話を何回か耳にしていたのですが
「おじいちゃん、それ何回も聞いた」と答えていて、それ以降、祖父は戦争の
話をしなくなりました。今思えば聞いていたのではなく耳にしていたかもしれないが
ちゃんと記憶にないので、あの時、しっかりと聞いておけば…と今でも悔みます。
私の両親は疎開をしているので、その話はちゃんと覚えています。
母の家は芦屋にありましたが、その自宅の池に弾が落ちてきた事、大阪や神戸空襲の
悲惨だった事、手塚さんは両親と同じ年代なので、作品を見ていて私のアタマの
中で情景が駆け巡る思いでした。
父の兄(おじ)は現在、90歳を過ぎても元気に神戸市内でいますが、
空軍として、お茶の世界で広く活躍されている千さんと同じ所で共に活動していた事を
1度だけ私が小学生の頃に話をしてくれたことがあります。この時、いとこも一緒に
話を聞きましたが「おやじがこんな事(戦争中の事)を話をしたのは初めてだ」と
言った事が今でも忘れられません。
戦争を風化させてはいけない!という思いも、「惨い(酷い)事を思い出したくない」
…という思いもあり交差した気持ちが子どもなりに感じていた自分がありました。

外国の方も熱心に…

外国の方も熱心に…



◇「僕が戦争体験者として第二次世界大戦の記憶を記録しておきたかった為でも
ありますが、何よりも現在の社会不安の根本原因が戦争勃発への不安であり、
それにもかかわらず状況がその方向へ流されていく事への絶望に対する僕の
メッセージとして描いてみたかった」と遺されていますが、この企画展を通じて
手塚治虫さんのメッセージを皆さんの心の中にとめて頂きたいと思います。

私KONの私的考えですが、どこかのトップもココ(宝塚市立手塚治虫記念館)へ来て
手塚さんのメッセージを胸に刻み込んで考えを改めてみては?と言いたくなりました。
毎年、8月15日は訪れてきます。
戦争を体験された方、また私と同じく家族親戚から戦争体験を聞いたことのある人、
まったく戦争を知らない年代の家族構成の年代も増えてきて授業で習った…としか
戦争に触れていない人、、、幅広い世代の方に、是非、今回の企画展へ足を運んで
いただいて手塚さんの想いに触れてほしいと思います。

☆今回館内でお話をうかがった方のコメントを紹介します。

◎宝塚市内在住の小学4年生の女の子:ココにはよく来ます。私はメルモちゃんが
好きで、あのキャンディがほしいなって思います。
今日はお父さんとお兄ちゃんと3人で来ました。戦争ってむごくて悲しいなと
思って、戦争はしちゃだめって思いました。

◎大阪市内より来られていた70代女性:今日は息子が手塚さんのファンで
毎企画展ごとに行くので、今回は久しぶりについてきました。
私ら大阪空襲を実際に体験しているので手塚さんの作品を見て当時の事が
よみがえり、決して忘れる事ができない事を体験しているので涙が出て
きました。こうして喋っていても思い出して涙が出るの。ごめんなさいね。
今の世の中、また物騒になってきて間違った方向へ進んでいるんじゃないかと
思って、今回、いいものを見せてもらえました。

好きな作品を読む事も出来るよ

好きな作品を読む事も出来るよ



今回の企画展は、ご配慮により撮影NGの場所はありません。
まわりの方々に配慮され節度をもってご覧いただきたいと思います。

企画展を観終わると…喫茶コーナー、グッズショップ、作品を閲覧するモニター等
いろいろ楽しめますよ!!!

親子で楽しめるよ

親子で楽しめるよ



お土産にいかが?

お土産にいかが?



今回の企画展、会期が残り1週間となりました!お早目にどうぞ!!

行ってくださいね!!!

行ってくださいね!!!



※6月30日から7月2日(木)まで次回企画展入替などの為にお休みを頂きます。
ご了承くださいませ。

開催日時 2015年 03月01日(日) ~ 2015年 06月29日(月)
9:30~17:00(入館は16:30迄)
水曜休館⇒会期中の休みは、このあと6月24日(水)
※6月30日(水)~7月2日(木)まで休館します
参加費・入場料 大人700円 中高生300円 小学生100円
HP http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/
会場 宝塚市立手塚治虫記念館:宝塚市武庫川町7番65号
アクセス 阪急・JR「宝塚駅」より徒歩約8分
阪急「宝塚南口」より宝塚大橋を渡り徒歩約5分
お問合せ 0797-81-2970
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この記事を書いた人:

KON
宝塚で生まれ育ち、現在は箕面市在住。 この2市でしか生活をしていませんが、北摂・京阪神地区を 駆けまわっていますので、ひとつでも多くの情報をUPして いきます。 イベント&スポーツ情報にグルメの事なら、おまかせあれ!!!
http://citylife-new.com/play/event/23799.html