CityLifeNEWS 葉加瀬太郎氏スペシャルインタビュー 「情熱大陸ライブ2017」編


2001年から毎年開催されている情熱大陸ライブ2017が7月、万博記念公園で開催される。ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんがホストを務め、さまざまなジャンルのミュージシャンが一堂に介して行われる野外音楽フェスティバル。その魅力やライブにかける思いについて、葉加瀬さんにお話をうかがった。


<極上の音楽が楽しめる、ピクニックのようなお祭り>
 2015年に葉加瀬さんがデビュー25周年を迎え、情熱大陸ライブも今年で16年目。長年の間に、ライブへの思いに変化はあったのだろうか。「このライブを始めた時は33歳、今はもう50歳の手前です。年々規模は大きくなっているし、気候も暑くなっているし、とにかく何とかやりきろうという感じ。一番変化したのは体力ですね(笑)」。

 しかし一方で、根底にはずっと変わらない思いを持ち続けている。

 「16年前から夏の音楽フェスは多かったのですが、ほとんどが都心部から離れた場所で開催されていて、ロックやポップやジャズなど、比較的ジャンルやカテゴリに区別されていたんです。ですから、ファンも同じような世代の同じような音楽を好きな人たちが集まります。僕は逆の発想で、街中から日帰りで行けて、友達や恋人や家族がピクニックのような感覚で参加できるフェスをやろうと考えました。いずれは御堂筋をぶち抜いて、一週間続く音楽祭にしよう、と大風呂敷を広げて」。音楽でお祭りを、という思いで始まった情熱大陸ライブ。それは、リオのカーニバルのイメージに近い。

 「リオのカーニバルだってもともと、人種差別への抗議のために10人くらいの少人数で始まったもの。今ではお祭りを目的に、世界中からたくさんの人が一つの町にやってくる。それが素敵だな、と。そういうことを、政治家ではなく音楽家が発信できればもっと良いと思うんです」。

 正午に開演してからライブが終わる19時頃まで、最前列で音楽に沸き返る観客もいれば、屋台で買ったフードやドリンクを食べ歩く人、レジャーシートを広げて寝転がって音楽を楽しむ人もいる。

 「ライブに参加してくれるミュージシャンには、大先輩であろうと毎回『究極のBGMだと思ってやってください』と伝えています。お客さんが主役だから。お客さんが万博公園でピクニックをしていて、ふと気づいたら極上の音楽が流れている。そんなイメージで、16年間変わらず続けています。家族の夏休みの恒例行事にしてもらいたいですね」。


<五感に響く音楽が、出演者と観客を一体に>
 真夏の野外ステージは、昼には温度計が48度を超すこともあるという。「炎天下の中、黒いステージの床が熱を吸収するんです。柴田淳さんのライブ中に、彼女のサンダルのラバーが熱で溶けてステージにくっついたこともあったんですよ(笑)」。それでも出演者たちは「あのフェスにはまた行きたくなる」と口を揃えるという。そこには、ホスト役の葉加瀬さんが演出する「バックステージの楽しさ」がある。「ケータリングを充実させています。売るほどビールを用意して、しこたま飲んでもらって(笑)。演じている側が楽しければ、ステージを通して客席に伝わるし、その楽しさが会場全体の雰囲気になりますから」。出演者同士のセッションも多く、ポップス、ジャズ、ブルース、そしてヴァイオリンと、様々なジャンルの音が重なってファンを魅了する。時には、葉加瀬さんがそのミュージシャンにまつわるコスプレをして会場を湧かせる。耳で、目で、体感で目一杯楽しませてくれるのが情熱大陸ライブだ。

 夜風が心地よく吹き始めるフィナーレには、「情熱大陸」を全出演者で演奏するのが恒例で、このとき会場の熱気は最高潮に達する。「他のフェスでは、自分の出番が終わったら帰るのが普通。実は普段からミュージシャン同士が出会う機会は少ないんですよ。だから、事務所やレーベルを超えて音楽家同士が交流して、そこからまたクリエイティブなものが生まれる場にしたいと思っています」。

 今年出演するミュージシャンは?組。ジャンルの括りを超えた音楽が五感に響き、ミュージシャンと観客が一体となって音楽に酔いしれる”お祭り”は、最高の夏の思い出になるはずだ。

■プロフィール
葉加瀬 太郎(はかせ たろう)
1968年大阪府吹田市生まれ。ロンドン在住。4歳からヴァイオリンを習い始める。東京芸術大学に進学後、在学中の1990年に「クライズラー&カンパニー」を結成して音楽界にデビュー。1996年にはセリーヌ・ディオンのワールドツアーに参加するなど、世界的なヴァイオリニストとして活躍。


「アサヒビール presents 情熱大陸ライブ2017 supported by MAZDA」出演者
…and more(順不同)

「アサヒビール presents 情熱大陸ライブ2017 supported by MAZDA」の詳細はこちら。

開催日時 2017年 07月22日(土)
開場 11:30 /開演 13:00
(終演予定 19:00)
参加費・入場料 【チケット発売日】 
2017年5月27日(土) 10:00~
(レジャーシート付/自然文化園入場料込)
ブロック指定  8,800円
小学生  1,200円
※未就学児入場無料
小学生・未就学児は、保護者と同伴入場
HP http://www.mbs.jp/jounetsu/live/2017/
会場 万博記念公園もみじ川芝生広場 ≫会場Webサイト
アクセス 大阪モノレール「万博記念公園」駅より徒歩約15分
お問合せ キョードーインフォメーション
TEL:0570-20-0888
イベント専用駐車場はございません。公共の交通機関をご利用下さい。

【主催】MBS
【特別協賛】アサヒビール/MAZDA
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シティライフ編集部
北摂・阪神の地域情報紙『シティライフ』の編集部です。 市民記者の皆様と一緒に、地域密着の情報をお届けします。

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