高齢者の一人暮らしを支える 交流のある「住宅型有料老人ホーム」


急増する高齢者の夫婦・単独世帯
 高齢者の単独世帯が増え続ける中、一人になっても住み慣れた地域で、安心・安全に暮らし続けられる仕組みが何より必要だ。しかし、そのために創設された介護保険の「地域包括ケアシステム」は、24時間対応の訪問介護・看護サービスを提供する事業者がおらず、ほとんど実現していない。こうして注目が集まることになったのが民間の高齢者向け住宅。
中でも「住宅型有料老人ホーム」は、介護や医療が必要になった場合、個々に訪問介護・看護を受けたり、地域のデイサービスに通ったり、クリニックの往診を受けたり…。自宅と同じ暮らしができるとして人気が高い。

ケアプランの谷間に「生活支援サービス」
 大阪モノレール彩都線「豊川駅」から歩いて2分。住宅型有料老人ホーム「スマイルコート茨木豊川南」の玄関に立つと、右手の食堂兼ホールからにぎやかな笑い声が聞こえてきた。平日の午後3時からおこなわれるレクリエーションだ。この日は「ボール入れ」で、入居者がボールをかごに投げ入れるたびに歓声が上がっていた。
 実は、この〝レクリエーション〞、住宅型有料老人ホームの必須サービスではない。が、ここでは独自に「生活支援サービス」を設け、ケアプランの谷間に様々なサービスを提供している。施設長の吉岡伸太良さんはこう説明する。「ヘルパーから1対1のケアを受け、ご自
分のペースで暮らせるのが住宅型ホームのメリットですが、逆にケアプランの空白部分は誰も訪れず、孤独になりがちです。スマイルコートの生活支援サービスは入居者様を〝孤立させない〞重要な〝仕掛け〞なのです」。

コミュニケーションで心身機能の向上も
 生活支援サービスの担当者の浦田絵美さんは「レクリエーションは毎日、カラオケ、合唱、脳トレ、風船バレーなど、交流や心身のリハビリにつながるような内容で取り組んでいます。カラオケでは、日頃無口な方がマイクを離さないマニアだったり( 笑)。入居者様の素顔が垣間見え、スタッフも含め皆がコミュニケーションできます」と。
生活支援サービスはほかに日曜日のカフェ、日々の声掛けや傾聴、夜間の巡回など。高齢者の〝一人暮らしが当たり前〞の時代を迎え、コミュニケーションをプラスした「住宅型」ホームが果たす役割は大きい。

住宅型有料老人ホーム スマイルコート茨木豊川南
茨木市豊川4-32-15
TEL:0120-939-484
アクセス モノレール「豊川」駅 徒歩2分
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