難治眼科疾患にも対応 吹田徳洲会病院に眼科がオープン


【軽症から重症まで対応する専門医と先進の機器を配備】
 7月1日、吹田徳州会病院に多科多職種で協働し治療する眼科がオープンした。複数の眼科専門医と最新の医療機器・設備が充実し軽症から難治疾患まで対応可能な眼科は全国でもそう多くない。新幹線や高速道路からのアクセスも良い千里丘にこうした医療施設が生まれたことで、全国から高度な医療を求める患者が来院すると予想される。
 センター長を務めるのは、眼科の専門病院である大阪市の多根記念眼科病院、前院長の眞野富也氏。さらに、同前副院長を含め4人の眼科専門医が診察・手術にあたる。彼らは眼科のプロフェッショナルとしての技術と豊富な経験をベースに、涙道疾患や小児眼疾患、緑内障、白内障などそれぞれに異なった専門分野を持つため、互いの医療を違った角度から評価し、医療の質を担保している。

【千里一帯の医療ニーズに、細やかに応える】
 同院が位置する千里丘周辺は、大阪大学医学部附属病院をはじめ、いくつもの病院が林立する地域。眞野センター長は、「特に眼科は勤務医の数が少なく、総合病院でも規模が大きい眼科は多くありません。診療所はたくさんありますが、個人の医院では専門領域の医療を行おうにも費用やスペースの問題から機械の導入が難しいケースが多い。そのため、この地域では幅広い眼疾患に対応できる施設が非常に少なかったのです。ここに最新の機器と専門医を集結させた眼科を開設することで、地域の医療ニーズに応えたい」と話す。同院は紹介状が不要なので、気軽に受診できる。

【設備機器の共同利用で、地域に高度な医療を】
 眼科内には、診察室や視力検査室、造影検査室、レーザー室、視野・ERG室などを完備。専用の手術室も確保している。それぞれの室内には白内障、緑内障、網膜剥離、角膜移植など、さまざまな眼疾患の検査や手術の精度を高める最新の機器が揃っている。
 今後はこうした医療機器や設備を、徳州会グループ内の医師の教育・研修に利用することはもちろん、地域の医療機関に解放する「オープンシステム」を導入する予定で、外部の医療関係者も同院の設備を使って検査や手術ができるような体制を整えていくという。開業医が、個人では導入が難しい機器や設備、時には手術室までも利用できるようになれば、専門的な疾患にも対応でき、患者のニーズに、より細やかに応えられる。同院には高水準の眼科医療を提供するだけでなく、地域の医療レベル向上の役割が期待されている。


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