産官学連携で全国初の挑戦 廃棄物からバイオコークスを生成


 神戸市で、廃棄物を循環利用する取り組みが始まっている。昨年度はスターバックスの店舗廃棄物から、近畿大学の技術を用いて固形燃料「バイオコークス」を製造するという、全国初の実証実験が行われた。ゆくゆくは市内の飲食店やコンビニなど様々な業種の事業者から出る廃棄物や公園の剪定枝などをバイオコークス化し、ごみの減量・資源化を進める考えだ。今年度はマクドナルドとモスバーガーが新たに参画し、さらに廃棄物の種類を増やして実験を行う。
 バイオコークスは密度が高いため、燃焼時間が長く、輸送コストも抑えられる。また、簡単に着火しないため、保管する上でも安全という。店舗にとっても、廃棄コストを削減できるメリットがある。
 今後、神戸市は、一般廃棄物処理基本計画で掲げる「2025(平成37)年度までに事業系ごみの排出量の総量を10%削減する(平成25年度比)」という目標に寄与するため、バイオコークスの製造事業者や利用事業者を誘致してリサイクルチェーンの確立を目指す。同時に環境啓発イベントも開催し、資源循環の“見える化”で市民の環境意識の向上にも努めるという。


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