メゾン・ド・タカ芦屋の髙山シェフ 料理オリンピックの日本代表に


 メゾン・ド・タカ芦屋の髙山英紀シェフが、フランス料理の国際料理大会、ボキューズ・ドールの日本大会で優勝した。今後、2018年アジア大会、2019年の世界大会へ出場する。このコンクールは、現代ランス料理の生みの親でもあるポール・ボキューズ氏が1987年に創設。参加国約60カ国のうち、国内予選や大陸予選を勝ち抜いた24カ国の代表シェフが、2年に1度開催されるフランス・リヨンでの本選に出場できる。「美食のワールドカップ」「料理オリンピック」などとも称され、料理人にとって最も栄誉あるコンクールのひとつとなっている。

【現状に満足しない、料理への飽くなき闘い】
 髙山シェフは、2015年に日本代表として世界大会へ出場し、5位の好成績を収めた。その前回大会で日本人が3位初入賞だったこともあり悔しさを残しつつも、自分のすべては出し尽くしたという達成感もあったという。しかしその後、ボキューズ・ドールの存在意義を改めて考えていくなかで、再挑戦を決める。「国を背負って夢に挑戦できる機会はそう多くない。いまの“箱”のなかだけではない世界が山ほど見られる」と参加する意義を語った。一方で、「5時間半の本選は、頭と体が動きっぱなし。35歳以下の出場者が多いなか、40歳の今、正直体力的にはきつい」。それでいて挑戦するのは、「苦しい思いをする分だけ成長できる場所」だからだ。また、恩師であり、同大会優勝経験者でもある仏料理三ツ星シェフのレジス・マルコン氏に「少しでも近づきたい」思いも大きいと話す。
 「食は人を幸せにする。また食べたいと思う料理、感動する料理を作ること。単純だけど一番難しいことに日々取り組んだその先に、ボキューズ・ドールがある」。知力、体力、経験、センス…。料理人としてのすべてを集結し、目標である3位入賞、日本人初優勝へ挑む。


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