新進気鋭の写真家・ヨシダナギさんが登場 フェリシモ「神戸学校」


 通販会社・株式会社フェリシモ(神戸市)が毎月開催する講演会「神戸学校」8月の回に、フォトグラファー・ヨシダナギさんが登場した。アフリカをはじめ世界の少数民族を撮影する写真家で、5歳でアフリカに魅了され、23歳で単身渡航。その類稀な色彩感覚に加え、直感的な生き方でも注目を集め、今春ベスト作品集「HEROES」を発行した。今回の講演会では、撮影秘話をはじめ、人生哲学にも迫る興味深いトークに、全国からファンが来場した。

【大震災がきっかけに社会貢献と社員教育】
 神戸学校は、社会貢献と社員教育を兼ねたプロジェクトだ。「経験と言葉の贈り物」をコンセプトに生活文化の発信を目指し、建築家やデザイナー、作家、音楽家、起業家など、様々な分野の第一線で活躍するゲストを招き、講演会を行っている。きっかけは、1995年の阪神淡路大震災。「崩壊した建物の修復はできなくとも、人々の心の復興につながることをしたい」との思いから、1997年4月に開始して以来、20年以上継続している。講演会にかかる費用は同社が全額負担し、収益は全額あしなが育英会を通じ、東日本大震災遺児への支援に充てている。企画・運営は入社1、2年目の社員が中心となって行う。広報の市川美幸さんは「当社は通販会社なので、お客様と直接触れ合う機会がほとんどありません。新入社員が神戸学校で来場者を迎え接客を経験することで、お客様目線で考えるきっかけになっています。また、第一線で活躍する講師の話は、新入社員にとっても刺激や感動、新たな視点を発見し、仕事面でもよいクリエイションにつながります」と話す。
 今年のテーマは「超・好き~好きの向こう側」。“好きを超える”ものを見つけてほしい、という意味を込めた。市川さんは「ヨシダさんは、私たちが一生会えないかもしれない少数民族のことを近くに感じさせてくれました。彼女の壁を作らない心が、当社の理念である“ともにしあわせになるしあわせ”と通じるものがあります」と感想を語った。


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