お墓のことを考える 「樹木葬」という選択


 新しいカタチのお墓として全国的に広がる樹木葬。日本では1999年からと歴史が浅いに
もかかわらず、お墓の悩みを持つ多くの方から支持され、大きな広がりを見せている。なぜこ
れほど支持されるのか、その理由に迫った。

【樹木葬の墓苑へ】
 死んだら土に還りたい…。樹木の足下に遺骨を埋葬する「樹木葬」。お墓の継承者がいない、子に負担をかけたくない…。多様化する死生観と自由な埋葬を求める現代人の受け皿となっている。JR東福寺駅を降りて南へ徒歩10分、日本最古にして最大級の伽藍「東福寺」の正覚庵の中に樹木葬がある。運営している「京都の樹木葬」の近藤さんに案内され、境内の中へ。紅葉や桜の木、緑色の美しい苔が広がる道を進んだ先に、木々に囲まれ心休まる雰囲気をまとった墓苑があった。墓石が並ぶ霊園とは明らかに異なる雰囲気で、確かにここに眠りたくなる気持ちに頷ける。

【樹木葬契約者へのアンケート調査】
 樹木葬に関心を持つ国立歴史民族博物館の山田准教授らが「京都の樹木葬」協力のもと実施したアンケート調査では、自らの墓所のために樹木葬を選び、子どもに墓の継承に関する負担をかけたくない、という思いが強いことがわかった。その後には「墓所が信頼できる」「永代供養」「墓参のしやすさ」が続く。なにより驚いたのは、満足度の高さ。「満足」と答えた人が7 割以上を占め、不満足は0名だった(回答数389名)。ただし、この結果は観光名所で歴史や伝統のある京都市内5つの塔頭寺院で樹木葬を運営する「京都の樹木葬」の場合で、樹木葬といっても中には墓石の周りに花を植えるものなど、様々な形があるので中身はしっかり確認したい。興味がある人は11月にセミナーが開催されるので、参加してみてはいかがだろう。

「京都の樹木葬」運営事務局
<(有)カン綜合計画内>
京都市中京区寺町通夷川上ル久遠院前町669
サンアートビル4F
TEL:075-257-7977
HP:http://www.jumokusou.jp/
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阪神版
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