芦屋のゴミ パイプライン 廃止する方向に


 芦屋市は、芦屋浜及び南芦屋浜の一部の埋立地区で運用していたゴミ運搬用パイプラインを廃止する方針を固めた。12月の議会承認を経て、施設の運用期間に定めを設け、ゴミ収集車での回収など他の方式に順次切り替える。年間2億円前後の維持費や、老朽化した施設の改修費にコストがかかるためで、今後45年間で約341億円から約85億円に経費を圧縮する見込みだ。
 パイプラインシステムは、地下に張り巡らされた直径50cmの輸送管により、燃やすゴミを投入口から空気で処理センターまで運ぶ仕組み。街の景観を損なわず、市民の都合の良いときにゴミが出せる「未来都市の象徴」として、70年代から全国の埋め立て地やニュータウンに導入された。しかし、国の方針や住民の意識が変わり、ゴミの分別や減量化が進んだことで、稼働率が低下。また、資源ゴミなどは別途回収する必要があり、効率の悪い運用になっていた。市の担当者は、「他都市でも廃止が進み、メーカー側も装置の技術開発が進まないという状況もあります。今後は、安全で低コストな運用に向け、理解を得ながら進めたい」と話した。


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