
自宅でできて、やりがいが持てる「学研教室の先生」のおしごと拝見
子育て経験を生かせて、自宅でできる仕事として人気の高い学研教室の先生。指導経験が無くてもしっかりとした研修体制や優れた教材がサポートしてくれるので安心して始めることができる。昨年9月に自宅で学研教室をスタートした佐藤直子先生も、「家で仕事がしたい」という長年の夢を叶えた一人。高校生を筆頭に3人のお子さんの子育てと両立しながら、教室に通う子どもたちや保護者とのふれあいのなか、充実した毎日を送っている。教室開室までの流れや魅力、やりがいなどお話を聞いた。
佐藤先生の教室は自宅の1F。玄関を入ってすぐの6畳の和室を利用。「限られた空間でも工夫すれば、教室は開設できるもの。仲間の先生の中にはキッチンのテーブルやリビングを利用している方も居ます。うちの場合は狭さを感じさせないように長机を壁に向けて置いているのですが、子どもたちも集中して学習ができているようで、この配置は正解だったと思います」と佐藤先生。和室の左側には床の間があり、そこに新しい教材を収納する学研オリジナルの仕分け棚を置くなど、空間を無駄なく活用している。


学研教室を始める前は、週5日のフルタイムで仕事をしていた佐藤先生。「これまでは家に居てあげられなくて、子育ての面で後悔することが多々ありました。学校から帰って来た時に〝おかえり〟って言ってあげたい、少しでも子どもの様子を感じとれるようにしたいと思い、自宅で出来る仕事を探しているなかで学研教室と出会いました」。
そして昨年4月からの研修は、すべてオンラインで行われたため、安心して準備を進めることができたという。
現在、火曜日と土曜日に教室を開設し、生徒は幼児から小学6年生までの10人。「火曜日は15時〜19時、土曜日は9時〜12時までが教室の時間です。私の場合は、もうひとつ別の仕事をしているので、教材などの準備は前日の夜に済ませるようにしています。学研教室は、やり方次第でWワークも可能ですよ」。
教室開室までには指導方法や教室運営について専任スタッフが全面的にバックアップしてくれるのも心強かったそう。「今でもいろいろ相談させてもらっています」。


開室して半年。通っている子どもたちへの指導はどのように行っているのだろうか? 「幼児のお子さんでひらがなを読むことに課題のある子が居て、順番どおりに教材を進めると読むことがしばらく続くので、嫌になってしまうんじゃないか?という不安があったので、お母様と相談して書く教材を先にやってもらうようにしたところ、気分が変わって前向きに学習してくれるようになりました。このように他のお子さんのことも考えるようになるので、視野が広がり、自分自身の子育てにも大きく役立っています。興味はあるけれど、私にできるかな?と悩んでいるみなさんもまずは気軽に説明会に参加してもらいたいですね」。