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箕面市立第二中学校の生徒会 「コロナ差別防止」動画を作成

2021.02.16

箕面市立第二中学校(萱野1-15-12)では、新型コロナウイルス感染症による差別やいじめをなくすため、生徒会に所属する生徒たちが出演する人権啓発動画を、2月12日からYouTubeで公開している。

動画は、約6分のドラマ仕立ての構成で、台本の作成から出演、撮影、動画の編集に至るまですべて生徒が主体となって制作したとのこと。

生徒会のメンバーは、市内の学校で新型コロナウイルス感染者が発生したことを知り、インターネット上で話題となっていた「コロナ差別」が広まってはいけないと考え、生徒会として情報発信することを決意。

新聞の発行やポスターを掲示するという発信方法では、生徒の関心を引くことができていないと考え、過去に前例がない新しい手法を取り入れ、市内中学校生徒のみならず、より多くの人にメッセージを伝えたいという思いから「Youtubeでの動画配信」を行うことに決めたという。

撮影風景

動画のテーマは「差別的な行動への気づき」と「インターネット上の情報を鵜呑みにせず、正しく理解する」という2点。

これらを選んだ理由は、SNS上でコロナ差別による誹謗中傷が行われている様子を見て、実生活でも同様のことが起こっているのではないか、と考えたのがきっかけだそう。

制作中には、普段することがない演技に四苦八苦したり、動画完成間近のタイミングで撮影データが消えるというハプニングが起こったりと困難を極めたものの、生徒会のメンバー全員が一丸となって制作にあたり、ようやく動画完成に至ったのだとか。

第二中学校の生徒会メンバー

動画を制作したメンバーの1人で、同校3年生の本間愛子さんは「長いセリフを覚えたり、慣れない撮影や動画編集をしたりと、大変なことが多かったですが、生徒会のメンバー全員の力で最後までやりとげることができました。この動画を通して、インターネット上の情報は全てが正しい情報ではないことや、普段生活する中で、何気ない行動や言動により相手が嫌な思いをしているかもしれない、ということに気づいてもらえたら嬉しいです」と話した。

生徒会を担当する教諭の松永悟郎先生は「今までは、私からの働きかけにより受動的に行動することが多かったですが、今回の動画作成は、生徒たちが主体的に意見を出し合って行動してくれたことにとても成長を感じています。また、次期生徒会のメンバーたちが『先輩みたいに何かを制作したい!』と良い影響を受けているので、人権啓発動画の作成が生徒会の伝統となってくれれば嬉しいです」と語った。

■人権啓発動画「コロナ差別って?」 箕面市立第二中学校生徒会制作

■箕面市立第二中学校による人権啓発動画『コロナ差別って?』
【概要】コロナ差別の根絶を目的とした人権啓発動画
【出演】箕面市立第二中学校の生徒会
【制作】同上
【URL】https://youtu.be/aQaLcAXO2rI

■問合せ
箕面市立第二中学校
TEL:072-721-7381

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