マスク自販機にカブトムシのプレゼント コロナ禍もアイディアで乗り切る箕面のお店

外出自粛が続く中、画期的なアイデアで頑張っているお店がある。
「転んでもただでは起きぬ」箕面の滝口のお店を紹介しよう。
永久不滅の箕面名物「紅葉の天ぷら」が並ぶお店など飲食店や雑貨店が立ち並び、いつもなら多くの人で賑わうが、今は自粛のためシャッターが下りている。そんな通りを過ぎると、清流の場に差し掛かったところにひと休みできるスペースがある。
そこである自動販売機が目についた。看板には「手作りマスク」とある。よく見ると、マスクだけでなく袋や小物入れなど品ぞろえはバラエティーに富んでいる。
自動販売機の斜め向かいには昆虫販売店の「奥井昆虫ファクトリー」さん。
多くの子供たちが退屈しがちな今、気遣いを感じる貼り紙が。
生き物を飼うことで、世話をしながら成長する姿に夢中になることができ、なにより命の大切さが分かるのでは。
興味のある人はお電話を。
ゴールデンウイーク前の箕面昆虫館は例年、小さい子どもを連れた親子連れで賑わうが、今年は静寂すぎる雰囲気。それでも、館前の大きな時計から流れる虫のオルゴールの自動演奏が、散歩やジョギングする人々をリフレッシュさせてくれる。
季節は変わらずやってくる。それがありがたい。
来年の春には、笑顔あふれる人たちに会いたい。


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