まずは検査で自身の肝臓の状態を知ることが大切です

肝機能検査異常には色々な可能性がありますので、まずは問診で、筋肉痛を伴う激しい運動をしているか、薬やサプリの服用、飲酒量などを確認します。体重の増減と肝機能異常がリンクしている場合には脂肪肝の可能性があります。その後、血液検査に加えてエコー検査を行い、肝臓の状態を調べます。当院は最新のハイエンド超音波機器を導入しており、肝臓への脂肪沈着や炎症の程度、さらには肝臓の硬さを数値化して評価することが可能です。また、超音波医学会超音波検査士の認定を受けた臨床検査技師がいつでもエコー検査できる体制を整えていますので、その日にすぐ検査に入ることができます。脂肪肝のうち、肝硬変、肝臓がんへつながるような、危険なものは全体の2割程度と言われています。疲れやすいのも脂肪肝の特徴の一つですので、早めにご自身の状態を知っておくことが何より大切です。脂肪肝の治療の王道は、ダイエットをして体重を落とすこと。さまざまな理由でそれが難しい場合は、生活指導に加え投薬治療も行っております。まずは一度ご相談ください。

内科外科ためさん診療所 ためさん


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