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感染症疾病大国から予防大国へ

2020.08.24

 日本における性感染症やがんなどの疾病は増え続けています。増加をおさえるためには何が必要なのか、そのために必要な治療とは何か。赤木先生に話を聞きました。

保険医療を進化させる予防医療の大切さ

 前回、感染症対策で日本が大きく遅れていることをお伝えしました。先日、性感染症に関して2019年のデータが発表されていましたが、やはり増加は止まらず低年齢化も問題となっています(図参照)。増加を食い止めるには「検査」が重要です。検査は病気の広がりを阻止するための一番最初の適切な医療です。性感染症だけでなく、口腔がん、子宮がん、肺がん、乳がん、ほとんどの先進国で減少傾向の中、日本だけが異常に増え続けています。日本は疾病給付という病気となって初めて機能する医療制度「国民皆保険」があり、これに関しては素晴らしい制度だと思います。ただ、今こそこの制度をさらに進化させていく必要があるのではないでしょうか。疾病給付という概念をこえ、諸外国と同等の未然に防ぐという「予防医療」が必要ではないでしょうか。諸外国のように国民に対して恐ろしい感染症の実体を知らしめ感染予防を教育・啓蒙することが行政の急務です。

命を救う歯科治療 インプラント治療

 当院の患者さんで突然「がん」を告知され、入院された方がおられました。無事治療が終わり再度来院された時、「本当にインプラントしていて良かった」と言われていました。理由は、「入院中にインプラントのおかげで食事に不自由することがなかった」と。お話を聞くと、入院患者で入れ歯をしていた多くの方は、食事が困難になっていたようです。また、別のある患者さんは最後の1本を抜かざるをえない状態で来院されました。長い間、噛むこともできなかったため、唾液が出ず、お口の中は乾燥しひび割れ、噛む度に激痛が走る為まともに食事ができず、栄養失調になり日常生活もままならない状態でした。その後、インプラント治療で噛めるようになると、驚くことに唾液がよみがえってきました。ガサガサでひび割れていた粘膜はうるおいを取り戻し、栄養状態も良くなったことでまるで別人のように元気になられました。
 1977年にWHOは高齢者の低栄養による生活(命)の質の低下を未然にふせぐために口腔予防を提唱しました。以降、世界で歯の大切さが認識され予防が医学の基本となっています。健康寿命は正常な口腔機能のなせる業です。正しいホームケアと歯科医院のプロフェッショナルケアで生涯良い状態が保たれます。来月は8020を達成した方のお話をお伝えします。

医療法人貴志会 赤木歯科

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高槻市高槻町7-25
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