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世界的建築家が設計 宗派を超えた現代の神殿

2019.07.25

 兵庫県東南に位置し、阪神間からのアクセスが良好な猪名川霊園。今、霊園利用以外の目的で来園する観光客が増えているという。世界から注目を集める建築物とは。

自然豊かな大型公園墓地

 北摂山系の緑豊かな自然に囲まれた同霊園は、関西随一の大型公園墓地として知られている。約15万㎡の敷地内に1万区画を有し、その全区画が東南を向いた斜面に並んでいるため、いずれも日当たりが良好。春は桜、秋は紅葉など四季折々の木々に彩られるひな壇状の景観は、同霊園を訪れる利用者の楽しみの一つと言える。
 2017年5月、同霊園に新たな礼拝堂・休憩棟が竣工した。設計を手がけたのは、建築家デイヴィッド・チッパーフィールド氏。世界各地で数々の建築物を手がけ、大英帝国勲章をはじめ多くの賞を受賞している世界的建築家だ。

外国人観光客が急増

 霊園そのものの建築コンセプトである「宗教も人種も超えて誰もが分かち合える祈りの場」と「墓地の永遠性にふさわしい感動と安らぎのある建築」に、チッパーフィールド氏は深く賛同。約4年半の設計・建設期間を経て、霊園の構造や自然環境と融合した、新たなシンボルマークが完成した。礼拝堂は宗旨・宗派を問わず利用が可能。宗派を超えた現代の神殿として、霊園を訪れる人たちを暖かく迎え入れる。
 竣工後、同霊園には多くの外国人観光客が訪れるようになった。「お墓がなくても、気軽に霊園や猪名川の自然を楽しみに来てほしい」と同霊園担当者は話す。礼拝堂を軸とした、新しい人の流れが同霊園の歴史を作っていく。

猪名川霊園

住所
兵庫県川辺郡猪名川町清水字北谷27番地
電話番号
072-769-0543
営業時間
受/9時~16時(17時 閉館)~
定休日
水曜定休

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