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TOP > 【番外編】Kids&Mam 気になる子どもの習い事 > 高い技術&カルチャーとしての魅力も伝えるスケートボードスクール/x-tech OSAKA(豊中市)
ストリートスポーツとして発展してきた背景があり、海外ではカルチャー(文化)としても浸透しているスケートボード。日本においても、公園や街中で若い世代がよくスケートボードを楽しんでいる姿を見かける。スポーツ&カルチャー両方の側面について学ぶべく、豊中市のスケートボードスクール「x-tech OSAKA」を取材した。
ジャンプ・空中動作・回転など「トリック」と呼ばれる、技の難易度やスピードなどを採点する競技スケートボードの指導を行っている同教室。指導を務めるのは、スケーターとして国内外で活躍した経験もあり、日本代表を決める重要な大会で審査員も担当していた野上竜也さん。練習は個々の運動能力に合わせたメニューを実施するという。
「技のスキルと同時に、カルチャーとしてのスケボーの楽しみ方も指導するように心がけています」と野上さん。自身も若い頃は一人で練習していたが、たまたま公園で見かけたスケーターのグループに、勇気を出して声を掛け輪の中へと溶け込んだという。同じマインドでスケートボードを楽しむ仲間が出来たことで、コミュニティが広がり自然とスキルも磨かれたのだ。
同スクールは野上さん以外にも、業界屈指のスケーターが度々訪れて指導にあたる。本格的なトレーニングを行った結果、日本代表強化指定選手に選出されたスケーターも輩出しているという。スケートボードによって磨かれる運動機能ばかりではなく、カルチャー的側面から礼儀やコミュニケーション能力も身に付く。「多くのことをスケボーを通して、楽しく学んでほしいですね」と野上さんは熱く語ってくれた。