慢性的な痛み、ありませんか?
2021.07.16
明らかな怪我や病気をしていないのに3か月以上続く痛みはありませんか?改善するためには、原因を突き止めて、日々のケアが大切だそうです。 箕面の森 整形外科クリニックの森 裕之 理事長に話を聞きました。
医療法人 箕面の森 整形外科クリニック
森 裕之 (院長)理事長
北里大学医学部卒業。関西医科大学などで勤務後、スポーツ医学の基礎研究に従事し、プロ野球「北海道日本ハムファイターズ」のチームドクターを務める。自身もソフトテニスでインターハイなどの出場経験を持つ。2015年、同院を開院。
急な怪我や病気で一時的に起こる痛みを「急性痛」と言います。これらは一定期間を経ることで概ね自然に改善するものですが、原因が解消された後、あるいは明らかな怪我や病気をしていないのに3か月以上続く痛みを「慢性痛」と呼びます。
もちろん、ヘルニアなどの明確な疾患が原因である事もありますが、ストレスなどの心理的要因が引き起こしている場合もあります。特に今はコロナ禍でふさぎこみがちな人が増えており、速やかに診断をして適切な医学的治療を行う事は当然ですが、その裏に隠れているストレスの原因を探ることが必要な場合もあります。
当院は整形外科ですので、痛みが取れるようしっかりとした治療を行いますが、予防医学の観点から、特に痛みを上手にコントロールし、付き合っていくノウハウや考え方を重視しています。例えば、自宅でできる体操やストレッチを教えるなど、楽しく運動する習慣を身につけられるよう、丁寧に指導していきます。
私はよく「腰みがき」や「膝みがき」などと呼んでいますが、日々の心と身体のメンテナンスやセルフケアの大切さを伝えています。特に運動は、身体の調子の維持、向上や痛みの軽減に加え、ストレスを解消するなど、心を安定させる効果も期待できます。
当院では、医学的な視点で運動を行う事ができるため、より合理的で安全かつ根本的な対応が可能です。痛みの原因を早く知るためにも、是非一度ご相談ください。
医療法人 箕面の森 整形外科クリニック
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