コロナ後に急増 放置されたゴミを地元ボランティアらが清掃

清掃には地元有志の住民や大学生などが参加
コロナ禍以降、アウトドアが注目を集める一方、利用者のマナー違反が問題となっている。
そんな中、7月16日、安威川上流に位置する渓谷「竜仙峡」(茨木市)で地元住民らによる清掃活動が行われた。
主催したボランティア団体「RISE」の代表、田中春樹さんは「これからも気持ちよく利用してもらえるようマナー向上を目指して活動していきたい」と話す。
竜仙峡は、アマゴやニジマス釣り、川遊びができる観光スポット。
これまでは安威川上流漁業協同組合が年3回ほど、清掃活動を行ってきた。
しかし、「RISE」のメンバーで今回の清掃活動を提案した古川伊吹さん(立命館大3回生)によると
「昨年の春頃から、以前とは比べ物にならない量のゴミが放置されるようになった」という。
放置されるゴミは、生ゴミのほかコンロや、焼き網、食品トレーなど。
「バーベキューをしたままの状態で残っている。これまでの利用者とは違う人たちが訪れているのでは」と話す。

食品トレーやペットボトルが散乱。こうした場所が5~6ヵ所あったという(古川さん提供)
この日の清掃活動には、同漁業協同組合員や、茨木市職員、地元の大学生など計23人が参加。約1時間で45リットルゴミ袋10袋ほどのゴミが集まった。
現在、大阪府が河川の清掃活動をサポートする「アドプト・リバー・プログラム」への参加についても調整を進めており、今後も継続的に活動する予定。
田中さんは「竜仙峡一帯は地元の人が釣りをしたり、子どもが川遊びをしたりする、もとはすごくきれいな所。ゆくゆくは清掃活動が不要になるようゴミゼロを目指して対策をしていきたい」と話している。

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