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”市民をコロナ禍の健康被害から守ろう!“豊中市『コロナ健康支援チーム』を設置

2021.11.04

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、外出自粛などで日常的に行われていた地域活動や人とのつながりが希薄になりつつある。このような状況下で特に高齢者においてはフレイル(虚弱)状態の悪化や、認知機能の低下などへの影響が懸念されている。また新型コロナウイルス感染症から回復後も何らかの症状を抱える人がいることも憂慮すべき事態だ。そこで豊中市は保健医療的な側面から支援するため、11月1日から新たなチームを立ち上げた。

チームの名称は『コロナ健康支援チーム』で健康医療部 健康政策課の所管となる。

9人体制で設置期間は令和3年11月1日から令和4年3月31日まで。

所掌事務としては
1ウィズ・アフターコロナにおけるフレイル対策及び認知症予防の推進に関すること
2コロナ後遺症のケアに関すること
3その他コロナ感染症拡大を起因とする健康被害に対する福祉・保健医療施策の推進に関すること
4取組みの推進体制に関すること

で、具体的な取り組みに関しては現在議論を重ねているという。

「自粛生活の中で心と体に変調をきたされる方の他、コロナ後遺症に悩まされる方がおられる。しっかりと寄り添い、心身の健康を取り戻していただくための支援を進め、健康格差を縮小していく。」と長内繁樹市長も語る。

保健所コロナ健康対策チーム 電話:06-6152-7309
総務部行政総務課 電話:06-6858-2046

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