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個人タブレットのチャットで悩み相談「とよなかっ子ライン」

2022.03.03

豊中市は、市立小・中学生に1人1台のタブレット端末を配布しており、新たに悩み相談ができる「とよなかっ子ライン」Webチャット機能を追加したことを発表した。

相談受付の開始は3月30日(水)から。

情報通信技術(ICT)教育をすすめるために配布されているタブレットだが、今回の機能追加は既に整備済みのLINEアカウント「とよなかっ子ライン」で行っているサービスを同端末でも利用できるようにするもの。

 

 

 

開始当初は1日平均18~20件の相談があり、内容は友達関係(周りとうまくやれない等)、恋愛、自分の体のこと、家族関係など。

電話よりもさらに匿名性が担保されており、話すより想いが伝えやすい利点もあるという。

自分のペースで進められ、いつでも相談終了できる気軽さが子どもの心理的負担を軽減するようだ。

(以前の「とよなかっ子ライン」の取材内容より)

 

今回の機能追加により、プライベートの端末を持っておらずLINEアプリを利用できない子どもも、今後チャットによる直接相談や市からの子ども支援情報などのメッセージの受信ができるようになる。
子どもたちの相談手段を拡充することにより、迅速に子どもたちのSOSに気付き、支援につなげることを目指すという。

 

利用開始日や利用方法など詳しくは市のホームページ

 

 

<今回追加するWebチャット機能による相談「とよなかっ子ライン」の概要>

■相  日:毎週水曜日 午後5時~午後9時(受付は午後8時30分まで。年末年始除く)臨時開設日あり
■相  員:SNSカウンセラー
■対象:市立小・中学校在席の児童・生徒(約32,000人)
■機能:チャット相談、市からの子ども支援情報などのメッセージの受信

※LINEアカウント「とよなかっ子ライン」
令和2年8月から運用している18歳未満の子ども専用のアカウント。
LINEアプリでのチャット相談のほか、市からの子ども支援情報も受信できます。

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。