【SDGs】食べ物を大切にして、つなごう『とよなか未来バトン』
2022.04.11
豊中市では以前より「もったいないと思いませんか?~あなたも食品ロス削減にチャレンジ!~」と表し、市民・事業者・行政の協働とパートナーシップのもと食品ロス削減を推進してきた。
平成26年度から作成されている「とよなか食品ロス・ゼロハンドブック」では、地域のこども食堂の紹介やエコレシピコンテストなどフードロス削減に関連する内容を掲載。
また、家庭で余っている食品(消費・賞味期限内)を持ち寄り、フードバンク等を通じ、それを必要としている福祉団体や施設に寄付する「フードドライブ」も実施しており、社会福祉協議会等を通じ、校区で行っている「みんなの食堂」や「生活困窮者支援」などで活用している。
そしてこの度、食品ロス削減の取り組みをより一層充実させ、総合的かつ計画的に推進するため「食品ロス削減推進計画」を策定。
食品ロスの問題は、平成27年(2015年)9月の国連サミットで採択された持続可能な開発のための2030アジェンダにおいて言及されるなど、国際的にも重要な課題だ。
日本でも、地方公共団体、事業者、消費者などが連携して食品ロスの削減を推進するため、「食品ロスの削減の推進に関する法律」が令和元年(2019年)10月に施行され、食品ロス削減の機運が高まっている。
同計画では、「食べ物を大切にして、つなごう『とよなか未来バトン』」を基本理念に、令和9年度には平成12年度比で約8,000トンの削減を目標に定めている。
〈「食品ロス削減推進計画」概要〉
■計画期間:令和4年度(2022年度)~令和9年度(2027年度)
■目標:
必達目標/平成12年度23,736トン→令和9年度15,878トン
高位目標/平成12年度23,736トン→令和9年度13,855トン
■基本方針:
- 食品ロス削減に向けた普及啓発
- 市民・事業者などと連携した取り組みの推進
- 循環利用の推進
詳しくは市のホームページを
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