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「わからないことを考える力」は数学の力がベースに

 

「主体的に取り組む」、「自分の頭で考える」。子どもの教育について調べると、よくこんな言葉を目にしませんか。かつては、国が決めた政策や企業が決めた方針をうまく動かせるように「言われたことをやる力」が求められていたが、グローバル化が進んでICT技術が発達した現在は、正解がない問いに対して「自分なりの答えを見つける力」が重要視されるようになりました。今の教育にはどのような力が必要なのか、日々の学習や家庭での接し方について石川一郎先生に話を聞きました。

 

石川一郎先生 「21世紀型教育機構」理事。「聖ドミニコ学園」カリキュラムマネージャー。前香里ヌヴェール学院長。 1962年生まれ。早稲田大学教育学部地理歴史専修卒業。暁星国際学園、ロサンゼルスインターナショナルスクールなどで教鞭をとる。近著に「いま知らないと後悔する2024年の大学入試改革」(青春新書)他がある。