地域情報紙「City Life」が発信する地域密着のニュースサイト

絵本作家ヨシタケシンスケ 初の大規模個展を市立伊丹ミュージアムで開催

2022.06.19

メイン写真:「ヨシタケシンスケ展かもしれない」のイメージ ©Shinsuke Yoshitake

 

2022年4月、伊丹市の歴史・文化・芸術の総合的な発信拠点としてオープンした「市立伊丹ミュージアム」。7月15日(金)〜8月28日(日)の約1ヶ月間、絵本作家ヨシタケシンスケ初の大規模個展が開催される。

 

ヨシタケシンスケ 撮影/黒澤義教

絵本作家としてのデビュー作『りんごかもしれない』(2013年)以降、子どもから大人まで大ブームを巻き起こしているヨシタケシンスケ。初の大規模個展となる本展では、作家の発想の源である小さなスケッチや絵本原画、本展のためにヨシタケさんが考案した立体物や愛蔵のコレクションなど約400 点以上を展示し、作家の「頭のなか」をのぞいてみる。

 

『りんごかもしれない』ブロンズ新社 2013 年 ©Shinsuke Yoshitake

 

『つまんない つまんない』原画 ©Shinsuke Yoshitake

ヨシタケシンスケは、絵本を出版する以前から、イラストレーター、造形作家として活躍してきた。学生時代の立体作品やアトリエに保管される貴重な私物コレクションからインスピレーションの源を探る。頭のなかに広がる果てしない妄想やアイデア、クスッと笑える人のクセやしぐさ、世界の真理をつくようなものの見方を細いペン先で描き続け、多くの人々をひきつけている。発想の豊かさに支えられたヨシタケさんの「かもしれない」展示空間を体感してみよう。

 

<ヨシタケシンスケ展かもしれない>
会期:7 月15 日(金)~8 月28 日(日)
月曜休館(ただし7 月18 日は開館、翌19 日は休館)
開館時間:10時~18時(入館は 17時半まで)
会場:展示室2・3・5
料金:一般1,000円、大高700円、中小400円
主催:市立伊丹ミュージアム[伊丹ミュージアム運営共同体 / 伊丹市]、朝日新聞社、白泉社
共催:伊丹市教育委員会
協力:アリス館、PHP 研究所、ブロンズ新社、ポプラ社

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。