夜のおさんぽ、箕面大滝ライトアップに行ってきました【編集部員：まっつー】

編集部のまっつーです。

健康のために歩くのが大切、ということは頭ではわかっていますが、移動のほとんどを電動自転車で過ごしている私にとって「歩く」ことは意外と辛いものなのです。

そこで、休日には観光を目的に出かけて景色を楽しみながら歩くようにしています。今の時期は暑いので昼間は厳しいため、夕方から夜にかけてどこか良いところはないかな、と探していたら近場で見つけました。

それは「箕面大滝ライトアップ」です。阪急箕面駅から滝までは滝道を歩いて、片道2.8km。少し傾斜もあるので、いい運動になるだろうと思い行ってきました。

ちょうど私が訪れた7月30日（土）は、3年ぶりに「みのおキャンドルロード」が開催されていて、たくさんの人で賑わっていました。
本来であれば、大滝周辺でもキャンドルが設置されるはずでしたが、ここ数日でまた増えてきた新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、大滝周辺での設置はありませんでした。
滝道にあるお店の軒先にもキャンドルが置かれ、19時になると店主が点灯していく姿が見られました。地元の人たちの協力で成り立っているイベントなのだな、と思いました。

滝道にもキャンドルが設置され、川のせせらぎを聞きながらゆったりと散策を楽しむことができました。
私は箕面公園昆虫館の「昆虫館だより」の制作に携わっているので、3ヵ月に一度は滝道を歩いているのですが、夜に来るのは初めてだったので見慣れた景色も少し違って見えました。
川沿いもところどころライトアップされていて、涼やかな水の流れを眺めることができました。

歩き進めていくと、昆虫館まえのステージで「まちやまライブinキャンドルロード」が開催されていました。松井優樹（Yuki Matui）さんのフルートと木佐貫洋平（Youhei Kisanuki）さんのカリンバ／エレクトリックベースによるユニットライブを鑑賞することができました。幻想的にライトアップされたもみじをバックに、Maroon 5の「Sunday Morning」などを演奏されていて、素敵な音色に癒されました。

次回は8/28（日）にすぐ隣の瀧安寺前広場でイマニシユカさん、JAZZ FAVORITESさん、由佳＆太一情熱のDUOさんらによる「第26回　箕面の森の音楽会」（17時〜20時）が行われるので、散歩がてら聞きに行くのもいいですね。

キャンドルロードのメイン会場はその瀧安寺前広場にありました。ここに着く頃には暗くなっていたので、様々な形にレイアウトされたキャンドルが浮かびあがる景色を眺めることができました。家族づれの人たちは写真を撮ったりして、思い思いに楽しまれているようでした。

瀧安寺から箕面大滝までは、残り1.6km、徒歩で34分です。川の流れも聞こえるので涼しいのですが（大阪市街地より約7℃低いそうです）、体型のせいか汗もそれなりにかきました（苦笑）。水の音がさらに大きく聞こえてきたら大滝が見えてきました（着いた〜！！←心の叫び）。滝に近づくと、水しぶきが飛んできて、最高に気持ちよかったです。

今年は、新たに高性能フルカラーLED投光器を設置されたようで、箕面大滝が様々な色の光彩に染まる光景を見ることができました。この日は特別、人が多かったですが、他の日はもう少し空いているはずなので、滝前のベンチに座ってゆったりと眺めるのがおすすめです。

箕面大滝ライトアップは8/31（水）までの日没〜21時まで行われています。