-茨木市- 川端康成文学館夏休み企画「川端康成って知ってる?」を開催
2022.08.04
8月28日(日)まで、川端康成文学館(茨木市上中条二丁目11-25)で、川端康成文学館夏休み企画「川端康成って知ってる?」を開催。「川端康成って知ってる?」は、小・中学生を中心とした多くの市民に川端康成を身近に感じてもらうために行っている夏休み恒例の企画。康成の生涯と業績に関する子ども向けのパネル展示や、康成が飼っていた猫のマダをモチーフにした康成についてのクイズ、学芸員によるギャラリートーク(日曜日開催)などさまざまな企画を開催している。
川端康成は、幼少期から18歳まで茨木で暮らした。その後、数々の小説を執筆し、昭和43年に日本で初めてノーベル文学賞を受賞し、同年に茨木市の名誉市民となった。展示では川端康成の生涯を写真やイラスト入りでわかりやすく解説したパネルのほか、康成が通っていた当時の茨木中学校の写真や、茨木や家族への思いを綴ったエッセイ「私のふるさと」の自筆原稿などが出品され、康成の中学時代や茨木との関係を知ることができる。
同館を訪れた中学生は、「夏休みの課題で川端康成について調べようと思い、企画に参加しました。地元の著名人について深く知ることができて良かったです」と笑顔で話していた。開館時間は午前9時から午後5時。(休館日は火曜日・8月12日)。入館料無料。なお、学芸員によるギャラリートークは夏休み企画開催期間中の毎週日曜日、午後3時30分から。
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