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よしもと芸人が書く好き勝手コラム「吉本新喜劇 諸見里大介のシュポシュポコラム vol.2」

2022.12.24

よしもと芸人さんが月替りで綴るコラム企画。テーマは、日常で感じたことや趣味など様々。今回は吉本新喜劇で活躍中の諸見里大介さんが2回目の登場。

【諸見里大介 プロフィール】
1982年7月21日生まれ、沖縄県出身。2012年に吉本新喜劇へ入団し、現在は次期座長候補であるリーダーとして活躍中。滑舌が悪く、滑舌をいじったネタが多い。趣味は釣り、特技はラグビー日本代表監督ジェィミージョセフのモノマネ。

【吉本新喜劇 諸見里大介のシュポシュポコラム】

今回2回目のコラムを書かせてもらう事になりました、吉本新喜劇所属の諸見里大介です。ご存知ない方の為に簡単に自分の事を説明すると、『サイン』と言おうとすると『社員』、『堺』と言おうとすると『社会』と発音してしまうちょっと人より滑舌の悪い大男です。今回は僕の出身地の沖縄県の事についてお話しようかなと思います。

皆様、沖縄県民ってどういう印象ですか?常に陽気でお酒好きでのんびりしてて小さい事は気にしないってイメージではないでしょうか?現在吉本新喜劇には約100人の座員がいて、沖縄県出身の座員が4人所属しています。その4人共、皆様が想像している沖縄県民像とはかけ離れてるんです。もちろん見た目は全員がザ・沖縄って感じなんですが、全くお酒が飲めない子、常にクールぶってるオシャレボーイ、小さな失敗を気にし過ぎてしまう弱々ハート君。そして僕は僕で細かい事を気にして全然のんびりしてない性格なんです。

関西で言うところの『いらち』ですかね。沖縄の綺麗な海沿いでのんびり育って、遅れるならまだしも、定刻より早めに来てそのまま出発しちゃうバスにも腹を立てずに『なんくるないさぁ』(なんとかなるさ)の精神で成長してきたのに何でいらちになっちゃったんでしょうか?今じゃ電車が1分でも遅延すると『何してんねんコラ!時間ちゃんと守れや!』となんくるないさぁとは真逆の考えの持ち主になってしまいました。

こういう沖縄っぽい印象を持たない県民が関西に増えると、この人本当に沖縄の人かな?沖縄っぽい顔付きだけど違うのかなと不信感を持たれるかもしれません。(持たないとは思いますが笑)

なので皆様にはここで特別に、沖縄県民の簡単な見分け方をお教えします!

『沖縄県民は耳の中に小銭を入れる』

これはなかなか通な沖縄県民の見分け方ですよ。耳の穴の部分に小銭がスポっと入るんですが、何故か沖縄県民はここにお金をよく入れてるんです。僕は100円玉をよく入れてるのですが、以前沖縄の大スター具志堅用高さんとお会いしたら、具志堅さんは耳の中に500円玉を入れていました。さすが大スター!

今これを読んでるあなた。電車内や喫茶店、仕事先で耳の中に小銭が入っている人がいたら間違いなく沖縄県民です。ただ気を付けて下さい。小銭と思ったらスロットのコインの場合もありまして、この場合は沖縄県民かスロット好きの人か僕にもわかりません。

 

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