-吹田-「待った」のきかない命を守る 大阪府済生会千里病院の挑戦
2023.04.27
2003年の開院以来、地域に根差した医療を実践してきた「大阪府済生会千里病院」。2006年には大阪府立千里救命救急センターと併合し、北摂地区を中心とした高度救命救急疾患にも対応してきた。
現在は二室のカテーテル室を、カテーテル検査や治療を行う循環器内科、脳神経外科、救命救急センターで互いに都合をつけ合って共同で使用しているが、近年は症例数増加に伴ってルーチンの検査中に緊急症例が飛び込んでくることも決してまれではなく、いわば綱渡り状態でカテーテル室を運用しているのが現状。
このままではいつかカテーテル治療を必要とする緊急症例を断らざるを得ない状況が発生するのではないかと危惧し、決してそのような状況を作ってはいけないと考え、このたび第三カテーテル室の増設を決意した。
しかし、カテーテル室の増設には約2億円の資金が必要となる。本来であれば自助努力で賄うべきだが、新型コロナウイルス感染症への対応や物価高騰など、非常に厳しい病院運営を強いられている。そこでクラウドファンディングを通じてご寄付を募り、地域の方とともにカテーテル室の増設を目指すこととした。
「私たちはこれからも誠心誠意、患者さんのために最良の医療を展開していきます。皆さまからの応援をいただければたいへんに嬉しく思います。ぜひ皆さまの温かいご寄付・応援のほど、何卒よろしくお願いいたします。」と大阪府済生会千里病院の担当者。
クラウドファンディングは2023年6月30日まで。
詳細・寄附の申込はコチラから。
大阪府済生会千里病院 おおさかふさいせいかいせんりびょういん
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