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TOP > 藍野病院・藍野花園病院が看護補助 介護福祉士の復職・就職体験セミナーを開催。現場責任者のお二人にインタビュー > 藍野病院・藍野花園病院が看護補助 介護福祉士の復職・就職体験セミナーを開催。現場責任者のお二人にインタビュー
超高齢化社会を迎える日本において、ますますその必要性が高まっている看護と介護のお仕事。
茨木市にある藍野病院・藍野花園病院は、基本、定時での退勤で、休日も多い職場で、多くの人がイキイキと働いている。
その魅力は、未経験(看護補助)からでも働くことができて資格取得のバックアップ体制も充実していること。
看護補助や介護福祉士の働きやすさを追求する現場責任者のお二人に話を聞きました。
風通しの良さが 働きやすい職場の証 藍野病院の介護福祉士、看護補助スタッフが働く環境づくりに尽力しているのは、キャリア15年超えのベテランの二人。 現在は相談役、全体管理を行うケアワーカー長の高橋さんは「定期的に介護福祉士委員会という、不安や問題点など現場の声を共有する会議を行っています。年齢や勤務年数に関係なく意見が言えるように、堅苦しくならないような雰囲気づくりを意識しています」と話す。高橋さん自身も藍野病院で看護補助としてスタート。働きながら介護福祉士の資格を取り、長らく現場で働いてきたからこそ、スタッフがどういったことに困っているのかがわかる。そういった現場の声を拾い上げることの大切さを痛感しているのだという。 一方、介護福祉科の主任である津幡さんも「今年から、後進の育成としてチーフリーダーを4名選出するなど新たな取り組みを始めています。その中で委員会を開催することで、以前より現場の声が上層部にも伝わり、働きやすさの改善につながっていると思います」と話す。
未経験でも始められる 「看護補助」の仕事 現在、藍野病院には約40名の介護福祉士と約60名の看護補助スタッフが在籍する。「ケアワーカー長(高橋さん)と私も他業種からの転職組です。看護補助として経験を積み、介護福祉士になりました。看護補助は未経験でもスタートでき、資格取得(看護師・准看護師・介護福祉士)へ挑戦できるので、新卒はもちろん、他業種から転職される方も増えています」と津幡さん。 高校を卒業してまずは看護補助として入職し、現場経験を数年積んだ後、資格取得に挑戦する人も多いという。「看護補助として働くなかで、自分は看護師になりたいのか、介護福祉士になりたいのかをゆっくりと考えていただけます。指導に当たる先輩たちの働きぶりを間近に見ることで、将来像を描いてもらえるはずです」と高橋さん。
研修や資格取得を 支援する制度も充実 高橋さんや津幡さんのように無資格から現在のポジションに就くことができたのは、恒昭会の資格取得支援・学習支援制度が充実しているのが理由のひとつ。「年3回の看護補助研修を行い、日々の実践にフィードバックできるような機会を設けるとともに、自宅でも学べるeラーニングなど学びと日々の仕事を結びつけやすいのも恒昭会の特徴です」と津幡さんは話す。 患者さんの介護計画を進める上で重要なカンファレンス(会議・協議)にも、看護補助の皆さんにも入ってもらっているという。「それぞれの患者さんの状態がよくわかり、介護福祉士がどのように介護過程の展開をおこなっているのかもわかります。これは看護補助の皆さんにとって大きな経験になり、様々な疑問点が浮き上がってくることになります。それをまた先輩に聞いたり、自分でeラーニングで学んだりすることで、知識と経験を同時に積み上げていくことができます」と高橋さん。 恒昭会では現在、「お仕事チャレンジキャンペーン」を実施中で、勤務日数の少ない非常勤からでも仕事を始めることができ、1ヵ月ごとに支援金を3回受け取ることができる。3ヵ月の研修期間終了後に正職員として採用された方には、さらに別途支援金が支給される。年間休日が例年120日以上あり、全国平均より高い有給消化率など休日の多い環境も人気の藍野病院・藍野花園病院。興味のある方は一度セミナーに参加してみよう。