ヒノキのよい香りに包まれながら、浴槽に身を横たえる。パウダー状のおがくずをかけられると、「ふわふわしっとりで気持ちいいです」と未奈子さん。
「使用しているおがくずは、100%奈良県吉野産のヒノキ。現地の自社工場で間伐材などから加工しています。ガスや電気を使わず、発酵だけで80℃前後に発熱。水分と空気を含んでいるため体感的には約40℃になり、内臓からぐっと温まるんですよ」とは、店長の永松さん。
温泉や岩盤浴も体を温めるという点では同じだが、発酵温浴は高温のおがくずに包まれることにより、15分という短時間で体の芯までぽかぽかになるそう。
「継続的にご利用いただくことで、基礎代謝や免疫力の向上など根本的な体質改善につながります。また、女性が冷えやすい腸や子宮も温まるので、便秘や生理痛の改善も期待できます。自律神経を整える効果もあり、更年期や不眠に悩んでいる人にもおすすめですよ」