‐箕面市‐ ~学校体育館の空調設備に併設された発電機の余剰電力を災害時に活用~
2024.06.13
箕面市では、全市立小中学校を災害時の避難所に指定している。平成29年度に避難所としての機能性向上を図るため、全市立小中学校の体育館にプロパンガスで稼働する空調設備と発電機を設置し、外部からの支援が届くまでの少なくとも3日間連続して空調設備を使用できるように整備した。今回、学校体育館の電気設備を改修し、災害時に停電しても、照明器具や在宅医療機器、通信機器などが利用できるよう環境を改善する。
停電時の電力は、既設の体育館空調設備に併設された発電機の余剰電力を活用する。余剰電力を活用するための改修工事を令和6年度に実施し、令和7年度から全市立小中学校での運用開始を予定している。
【概要】
●事業費
(1)予算額
【歳出】小中学校体育館設備改修事業 50,300千円(工事請負費ほか)
【歳入】緊急防災・減災事業債 50,300千円(交付税措置70%)
(2)財源の内訳
歳入は、国の地方債である「緊急防災・減災事業債」を最大限に活用することで、市の負担は30%の15,100千円となる。市と国の実質的負担額の見込みは添付ファイルに図示している。
●改修予定スケジュール
・令和6年4月から 実施設計
・令和6年10月頃から 工事
・令和7年4月から 運用開始
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