-吹田市-テーマは「吹田操車場 1923~1984 -近代化六十年の歴史-」 第17回 千里こだわりギャラリー開催中
2024.08.14
千里ニュータウン情報館では、ミニ企画展「千里こだわりギャラリー」と銘打って、千里ニュータウンに関連する絵画・写真などのアート作品や資料・収集物などを順次企画展示している。
個性あふれるこだわりの展示、今回の内容は「吹田操車場 1923~1984 -近代化六十年の歴史-」。
「鉄道のまち吹田」にちなんで日本の鉄道史に残る吹田操車場を紹介する展示が今回の千里こだわりギャラリーで実現。
明治39年3月の鉄道国有化から昭和62年4月の国鉄分割民営化までの、国鉄81年の歴史は鉄道貨物輸送の黄金期だった。
その内枠で70年に亘り貨物操車場は時代の申し子として活躍し続けた。
戦時下の輸送、戦後の高度成長期の輸送、時代の要請に応えて拡張につぐ拡張で変貌を遂げてきた吹田操車場は日本貨物輸送の苦闘の象徴でもあった。
吹田操車場の歴史と意義を伝えるべく今回の展示を実施している。
同展示会主催の近成昌之氏は、往時の吹田操車場に勤務されていた元国鉄マン。
昭和59(1984)年の吹田操車場廃止に際して、操車場の歴史資料の保存伝承に危惧を感じて以来、先輩・OB職員への聞き取りや資料の収集を行い独力で書籍を発刊した経歴も。
千里ニュータウンと千里山で活動している鉄道愛好家(在りし日の鉄道少年)が集まり実現した企画展、是非足を運んでみては。
詳しくは市のホームページを。
<「第17回 千里こだわりギャラリー」概要>
■開催期間:~9月27日(金)まで※月曜日は休館。祝日の場合は翌日が休館。
■開催時間:午前9時 から 午後5時30分 まで
■開催場所:千里ニュータウン情報館(千里ニュータウンプラザ2F※阪急千里線 南千里駅の改札を出てすぐ左手】
■費用:無料
記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。