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‐箕面市‐ 郷土資料館で4月6日まで、企画展「くらしの道具展」が開催

2025.01.09

郷土資料館(船場西3-8-22)で4月6日まで、企画展「くらしの道具展」が開催。この「くらしの道具展」は毎年冬の企画展として開催され、市民から寄贈された資料を中心とした約1万点もの収蔵資料の一部を活用して、衣・食・住の様々な角度から昔のくらしを紹介している。

展示室には、昔の生活が感じられる部屋や食卓を再現したもの、季節ごとの行事や子どもたちの遊び・学びに使われた道具類が並び、昔の生活の様子を知ることができる。また、今回は、伊丹や灘に送られて酒造りに使われていた米(酒米)作りが江戸時代の箕面で盛んだったことに着目し、稲作の多様な道具も展示する。ほかにも、昔の生活道具やおもちゃを実際に触って遊んで体験できるコーナーでは、足踏みミシンを実際に踏んで動かしてみたり、今では見かけなくなった黒電話は2台つなげて鳴らして話してみたりなど、昔の生活を実際に体験することもできる。

現代は、パソコンやタブレットなどインターネットを通していろいろな情報を気軽に手に入れることができたり、電気を使った様々な家電製品などがあふれていて、昔の道具を使って生活するのは不便と感じるが、昔の人の知恵と工夫がつまった道具を使った生活は、現代に生きる私たちに、新鮮な驚きを与えてくれるとともに、忘れてしまった心豊かな生活を思い出させてくれるかもしれない。

なお、同企画展には毎年、社会科や総合的な学習等で「昔のくらし」を学ぶため、同市や近隣市の小学3年生が見学に訪れていて、今年は12月末時点で既に4校から見学の申込みが入っている。

●企画展「くらしの道具展」
【期間】~4月6日(日)※毎週月曜日休館(祝日の場合は翌平日休館、1月11日(土)~13日(月・祝)は臨時休館(1月14日(火)は開館)
【時間】午前10時~午後5時
【場所】郷土資料館(船場西3-8-22 市役所第二別館2階)
【費用】無料

●くらしの道具展 関連イベント「むかしの玩具で遊ぼう」
【開催日】令和7年1月18日(土)・19日(日)
【時 間】午前10時~午後5時
【内 容】明治時代の双六や昔のかるた、ボードゲームなど、むかしの遊び道具を使って自由に遊べるコーナーを設置。
各日午後1時から学芸員が史料を解説。

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