‐箕面市‐ 「第14回 箕面・世界子どもの本アカデミー賞」がスタート!
2025.05.01
箕面市で、子どもの読書意欲の向上と読書活動の推進をめざし、平成22年の国民読書年に創設した「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」の第14回がスタートする。
世界中に「大人が選ぶ」子どもの本の賞はたくさんあるが、「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」は「子どもが本当に支持している本を子ども自身が選ぶ」、全国でも珍しい賞。これは、全市立小・中学校に専任の学校図書館司書を配置し、全市立図書館7館の充実したネットワークで学校図書館をバックアップしている同市だからこそ実施できる取組。
受賞作品は、市内の小・中学校の子どもたちが「絵本賞」「作品賞」「主演賞」「ヤングアダルト賞」の4部門、計23作品の中から各部門ごとに投票し、決定される。
授賞式は、11月15日(土曜日)に箕面市立メイプルホール(箕面5-11-23)で子どもたち自身の運営により行われ、受賞作家によるスピーチなどを予定している。
【概要】
《箕面・世界子どもの本アカデミー賞決定の流れ》
●4月~7月:学校などでノミネート作品の紹介
・今回のノミネート作品は23作品。
・学校図書館と市立図書館で、ノミネート作品を発表しアカデミー賞コーナーの設置や読み聞かせなどによりノミネート作品を紹介。
●7月:市内の小・中学校の子どもたちによる投票
●8月:各部門ごとに受賞作品を決定
・部門は「絵本賞」「作品賞」「主演賞」「ヤングアダルト賞」の4部門です。「主演賞」は、作品の主人公に贈られる賞。
●11月15日:授賞式
・箕面市立メイプルホールの大ホールで、子どもたち自身の司会・進行により開催され、受賞作家によるスピーチなどを予定。
・アカデミー賞受賞作家などによる市内小・中学校へ訪問(オーサービジット)が、12月以降に予定。
オーサービジットと授賞式の様子
《オーサービジット》
例年、受賞作家やノミネート本の作家が、市内小・中学校に訪問(オーサービジット)する。昨年度は、「オニのサラリーマン」作者の富安陽子(とみやすようこ)さん、「むかしむかしあるところに、死体がありました。」著者の青柳碧人(あおやぎあいと)さんが来訪し、自身の作品や作家となるまでのいきさつ、日々の仕事の様子などを話し、子どもたちからの様々な質問にも答えた。
《授賞式》
受賞者には、中学生手作りのオスカー像と、市内の小・中学生が作者や主人公にあてた手紙などを手渡す。昨年の授賞式では、「お月さんのシャーベット」訳者の長谷川義史(はせがわよしふみ)さん、青柳碧人さんが出席され、「大ピンチずかん」作者の鈴木のりたけ(すずきのりたけ)さん、「オニのサラリーマン」画家の大島妙子(おおしまたえこ)さん、富安陽子さんからメッセージが届いた。
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