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‐茨木市‐ 開館40周年記念 川端康成生誕月記念企画展『眠れる美女』-名作の軌跡-を6月7日から開催

2025.06.05

昭和60年5月の開館から、今年で40周年を迎える茨木市立川端康成文学館(茨木市上中条二丁目11-25)で、令和7年6月7日(土)から、川端康成の生誕月(6月)を記念し、企画展「『眠れる美女』-名作の軌跡-」が開催される。

川端康成は、3歳から旧制茨木中学校(現府立茨木高等学校)を卒業する18歳までを茨木で暮らし、その後、数々の小説を執筆。昭和43年には日本人として初のノーベル文学賞を受賞した、茨木市で唯一の名誉市民でもある。昭和 35 年から 36 年にかけて雑誌『新潮』に連載された小説『眠れる美女』は、三島
由紀夫によって「文句なしに傑作」「デカダンス文学の逸品」と激賞され、コロンビアのノーベル文学賞作家ガルシア・マルケスにも大きな影響を与えるなど、川端康成後期の代表作として高く評価され、今なお世界中で愛読されている。

今回の企画展では、川端康成文学館所蔵の自筆原稿を収蔵後初公開。翻訳図書や映画資料等を合わせて展示し、『眠れる美女』の創作過程から、翻訳や映像化を通じて世界的な名作としての評価を確立していくまでの軌跡を紹介。

【概要】
開催日:令和7年6月7日(土)~7月 14 日(月)
開催場所:茨木市立川端康成文学館 記念室(茨木市上中条二丁目 11-25)
開館時間:9:00~17:00
休館日:火曜日
入館料:無料

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