‐箕面市‐ 企画展「箕面大滝の魅力 -名勝箕面山を流れる瀑布の今昔-」を12月7日まで開催
2025.10.16
「日本の滝百選」に選ばれた名瀑であり、紅葉の名所としても名高い箕面大滝を描いた掛軸を中心とした企画展「箕面大滝の魅力 -名勝箕面山を流れる瀑布の今昔-」が、12月7日(日曜日)まで、箕面市立郷土資料館で開催している。
流れ落ちる滝の面が農具の「箕」に似ていることからその名がつき、箕面という地名の由来ともされる箕面大滝。戦国時代には織田信長が立ち寄ったと伝えられ、中世の歌人 鴨長明や江戸時代の俳聖松尾芭蕉が歌や句を残すなど、箕面大滝は昔から人々を魅了してきた。特に名勝箕面山が紅葉で赤く染まる秋には、たくさんの観光客が訪れる。
今回の企画展では、そんな箕面のランドマーク「箕面大滝」の魅力を、同館が所蔵する掛軸を通して伝える。大阪で活躍した西山芳園や、その弟子の久保田桃水らが描いた様々な滝の姿を展示している。併せて、明治から昭和にかけての絵はがきなども展示している。箕面大滝にまつわる様々な展示を見た後は、資料館の外に出て箕面山へ足を運び、実際の箕面大滝と見比べることもできる。
また、10月18日、11月1日、11月15日午後1時30分から3時に、企画展関連イベント「古文書教室~初心者向け~」が開催される。全3回の連続講座で、第1回(申込終了)では、ひらがなや数字、漢字など、身近なくずし字から古文書を学び、第2回、第3回では、くずし字解読実践として変体仮名や名所図会を読み解いていく。
【概要】
●企画展「箕面大滝の魅力~名勝箕面山を流れる瀑布の今昔~」(開催中)
【期間】~12月7日(日)まで ※毎週月曜日休館(祝日の場合は開館、翌平日が休館)
【時間】午前10時~午後5時
【場所】郷土資料館(船場西3-8-22箕面市役所第二別館2階)
【費用】無料
●企画関連イベント「古文書教室」~初心者向け~
【場所】市役所第二別館 1階 会議室
【定員】各20名(申込多数の場合抽選)
【費用】無料
【申込】申込フォームから
○第2回 くずし字解読実践 第1日目
【日程】11月1日(土)
【時間】午後1時30分~3時
【内容】変体仮名に慣れる
○第3回 くずし字解読実践 第2日目
【日程】11月15日(土)
【時間】午後1時30分~3時
【内容】名所図会を読む
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