‐箕面市‐ リチウムイオン電池・バッテリー内蔵型製品の拠点回収を10月31日から開始 ~リチウムイオン電池などに起因する火災事故防止の取組~
2025.11.06
箕面市では、市内4か所の公共施設(箕面市役所、豊川、止々呂美支所、西南生涯学習センター)に回収ボックスを設置し、家電量販店などで回収できないリチウムイオン電池やバッテリー内蔵型製品などの回収を令和7年10月31日から開始した。これは、廃棄物の適正処理及び火災事故防止のため、リチウムイオン電池などの分別回収を令和9年4月から開始するまでの、緊急的な対応としての取組となる。
近年、リチウムイオン電池は軽量で寿命が長いことから、スマートフォンやモバイルバッテリーなど、私たちが日常的に使用している電化製品の多くに活用されており、生活に欠かせないものとなっている。その電化製品の増加と比例して、火災事故の発生件数も増加しており、ニュースや新聞などでも取り上げられる大きな問題となっている。
また、リチウムイオン電池は強い衝撃が加わることなどをきっかけに発火するおそれがある。誤って回収した場合にごみ収集車やごみ処理施設で衝撃が加わったりすることで発火し、大規模な火災事故につながったケースも発生していることも踏まえ、同市ではその電化製品の適切な処分方法の周知と拠点回収に取り組む。
回収できるものは、回収ボックスの投入口(横25センチメートル、縦11センチメートル)に入る大きさで、家庭から出るリチウムイオン電池やバッテリー内蔵型製品に限る。持ち込む際は、発熱や発火を防ぐため電池の端子部分をビニールテープなどで覆い、絶縁処理をして排出し、処分する前に、電池の充電残量を使い切ってゼロにしてから。また、一度回収ボックスに入れられたものは、取り出すことは不可になるため注意。
【概要】
《対象の回収品目》
■リチウムイオン電池単体
モバイルバッテリー、カメラ用充電池、工具用バッテリー、ノートPC用バッテリーなど
■バッテリー内蔵型製品(分離不可)
電動歯ブラシ、電気シェーバー、美顔器、脱毛器、ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチ、小型おもちゃ、電子たばこ、ハンディ扇風機、Bluetoothスピーカー、加湿器(充電式)、防犯ブザー(充電式)、補聴器(充電式)、スマートフォン、タブレット端末、モバイルWi-Fiルーター、携帯ゲーム機(Switch、PSPなど)など
■バッテリー内蔵型製品(分離可)から取り出したバッテリー
ゲームコントローラー(充電式)、芝刈り機(充電式)、コードレス掃除機、電動ドリル、インパクトドライバー、電動ハサミ、デジタルカメラ、ドローン、ラジコン製品、自転車ライト(充電式)、ワイヤレスマイクなどから取り出したバッテリーなど
《回収ボックス設置場所》
(1)箕面市役所(西小路4丁目6番1号)
本館1階入口付近
(2)豊川支所(粟生間谷西1丁目2番1号)
受付窓口付近
(3)止々呂美支所(下止々呂美953番地)
受付窓口付近
(4)西南生涯学習センター(瀬川3丁目2番5号)
入口付近
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