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高槻 とんたさけを知る〜壽酒造での酒蔵見学〜

 

2025年9月29日(木)には500号記念ツアーの第3弾である「壽酒造での酒蔵見学ツアー」を開催しました。地元の酒どころである富田郷の歴史や酒づくりに取り組む職人の思いに触れ、貴重なひとときを過ごしました。

 

 

 

酒蔵見学の前には、阪急富田駅からすぐの「cafe sud」でパスタランチを楽しみました。おしゃれな空間とおいしい生パスタをいただきながら、皆さんとの会話も弾みました。

 

 

「cafe sud」から壽酒造までは徒歩3分。さっそく酒造責任者のオザンさんが案内してくれました。まずは井戸を見学。現在も壽酒造では阿武山山系の石灰層を通って湧き出る地下水を使用しており、この水と良質な原料米に恵まれたことで、500年以上前から酒造りが行われてきました。

 

 

 

 

日本酒づくりの現場を実際に見学。階段を登ってタンクを上から眺める光景は圧巻でした。壽酒造で醸造されている清酒「國乃長」やクラフトビール、焼酎などは、ただ美味いというだけではなく、料理を引き立たせ、華を添える「食中酒」をめざしているそう。

 

 

 

酒蔵見学のあとは、お楽しみの試飲。併設している立ち呑み処「クラノミ」で「とんださけ特別純米 ヒヤオロシ」などを楽しみました。こちらの「クラノミ」は月曜〜金曜は12:30〜17:00、土曜は12:00〜17:00の営業で、誰でも気軽に入ることができるそう。参加者は「ランチもおいしく、酒蔵ツアーも経験したことがなかったので充実した時間でした」と感想を語ってくれました。