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音楽のCOCOLO vol.79 年初めこそ原点回帰

2026.01.01

年初めこそ原点回帰

ALBUM Sleepwalking Again
ARTIST Ole Borud

何かに悩んだ時、何かに躓いた時、行き先に迷った時、人はなぜか原点回帰をする。迷子のまま突き進んでいくよりも、原点回帰をする方が遠回りのようで、実は近道になるから不思議だ。自分があるべき場所に一旦戻ってそこから再スタートをすると、目指すべきものが更に輪郭を帯びてくるように思う。そして原点に立ち返ってから向かったその先には、いまだかつて出逢ったことのない景色が広がっているものだ。

Ole Borudがそれを思ったかどうかは定かではないが、近年ソウル色の強い作品作りから、再び「北欧AOR」という、僕が勝手に望む「あるべきOle Borudの場所」に戻り、更に進化を見せてくれたのがこのアルバムだった。原点回帰したからこそ深みを帯びたその世界観に浸っていただきたい。1年のスタート切るための様々なヒントがこのアルバムには潜んでいるかもしれない。

Ole Borud/1976年生まれのノルウェー出身のシンガー、ソングライター、マルチインストゥルメンタリスト、プロデューサー、オーディオエンジニア。スティーリー・ダン、アース・ウインド&ファイアー、クインシー・ジョーンズ、エアプレイ、TOTOなどに影響を受け、ウェストコースト・サウンドに没頭。2009年に『シェイキン・ザ・グラウンド』で日本デビュー。70~80年代のAORやブラック・ミュージックをリスペクトしたサウンドで注目を浴びる。2026年2月には来日公演も決定している。

 

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光永 亮太 MITSUNAGA RYOTA

 

東京都出身、幼少期はシカゴで育つ。ラジオDJ、シンガーソングライター、作詞作曲家。アーティストとして2002年4月「Changes」でインディーズデビュー。各地FM局や出演したイベント等で高い評価を得る。2003年「Always」でメジャーデビュー。日本ゴールドディスク大賞「ニューアーティスト・オブ・ザ・イヤー」を獲得するなどアーティストとして活躍。現在は、ラジオDJとの2刀流で活動中。スポーツも堪能で学生時代に陸上、サッカー、現在はサーフィン、ゴルフを趣味として楽しんでいる。 ※現在の担当番組「FRIDAY SOUND JUNCTION」(金)16:00~18:00 / 「MOVE ON SATURDAY」(土)11:00~16:30

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