赤ちゃんの頭の形のゆがみについて、以前は「自然に治る」と言われ、日本ではあまり気にされてきませんでした。しかし、米国では頭部の変形に対する意識が高まっており、日本でも年々相談件数が増えています。
赤ちゃんの頭の形のゆがみの原因は、胎内での姿勢や出産時の圧力、出生後の向き癖などが関係します。形のタイプは斜頭症、短頭症、長頭症に分けられます。ゆがみが残ると見た目だけでなく、耳の位置のずれによって眼鏡の調整が必要など、生活上の不便につながることもあります。
予防の基本は同じ姿勢を続けないことで、寝かせる向きを変える、見守りのもとうつぶせ遊びを取り入れることが有効です。
それでも改善が乏しい場合は、月齢や重症度に応じてヘルメット治療などを検討します。治療の選択肢を知るためにも、気になった時点で専門医に相談し、正確な診断を受けることが重要です。