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日々の食卓を彩ってくれるうつわ使いのポイント

料理教室「Relish」主宰の森かおるさんに聞きました

 

Relish(レリッシュ)代表
森かおるさん
大山崎で料理教室やオーガニック食堂、雑貨店「Relish」を営む。

 

春の陽気に誘われて、友人を招く日のちらし寿司

今回は、伝統的な和食器をモダンに使いこなし、“春の庭”を切り取ったような食卓を目指します。

 

【色】
春の色彩を主役にする

皿はあえて主張の少ない色を選び、ちらし寿司の『赤・黄・緑』を際立たせる背景として考えます。

 

【形】
リズムを生む「余白」の取り方

大皿に盛り付ける際は、縁(ふち)から3cmの余白を。この『空き』が、家庭料理をプロの仕上がりに変えます。

 

【高さ】
視線を動かす「高低差」

メインが平面的な場合、小鉢やカップで高低差をつけることで、食卓に立体感を演出します。

 

 

◎ランチョンマット等を活用

テーブルに直接、食器やカトラリーを置くと細かな傷や擦れがつきやすくなるので、トレイやランチョンマットを敷くのがおすすめ。料理やうつわをより引き立てます。

◎使い勝手のよい豆皿

漬物を置いたり、醤油皿としても使える豆皿は、フルーツや菓子をのせれば、デザート皿に。価格も手頃なものが多いので、いろいろ揃えてみるのも楽しいです。

◎遊び心のある小鉢づかい

メイン皿が白い場合、小鉢や豆皿は深めの色を持ってくると締まります。料理にかけるソースを入れる片口のうつわをアレンジで小鉢として使います。

◎椀もアイデア次第

お吸い物や味噌汁は木の椀の代わりに陶器のうつわを使うのもおすすめ。口縁(こうえん)が花の形になっているものを選べば、より春らしい雰囲気になります。

 

 

今ある食器に加えて、新たに揃えたい
3アイテムで、食卓が表情豊かに

 

テーブルウェアを整える最大のメリットは、日常に「余白」が生まれること。「忙しくて料理が作れない日でも買ってきた惣菜をお気に入りの皿に移し替えるだけで、食卓にゆとりが生まれます。このひと手間が結果として食事をよりおいしく感じることにつながり、またお気に入りのうつわが一つあるだけで〝次は何を盛り付けようか〟と料理への意欲や想像力も膨らみます」と森さん。

うつわの選び方についても「食器棚の奥にあるものを手前に入れ替えるだけで、まるで新しい食器を迎え入れた気分になれます。盛り付けはお皿の面積に対して料理を7割、余白を3割にするとお店のような仕上がりになります」。

そして新たにテーブルウェアを厳選するなら「万能な一枚」、「表情豊かな豆皿」、「木製カトラリー」の3点がおすすめと話す。「朝食から夕食まで使える21〜24センチ程度のプレートがあれば便利で、横長のオーバル皿も活用度が高い。豆皿は差し色にもなりますし、形も色々あるので表情豊かな演出になります。またスプーンを木製にするだけで温もりを添えてくれます」。料理との盛り付けも参考にしてみよう。

■取材協力:Relish食堂&Grocery store

JR山﨑駅近くにある食堂とグロサリー。古民家を利用した食堂では、オーガニックにこだわったランチが楽しめる。グロサリーでは、食堂で使っている調味料や地元の野菜や果物を販売。 ※近くに暮らしの雑貨店Relishもあり
住所
京都府乙訓郡大山崎町大山崎藤井畑16-2
電話番号
075-203-483
HP
営業時間
営/11時〜16時(ランチLO14時) グロサリーは10時半〜17時まで
定休日
月曜定休(祝日の場合は翌日休み)