-高槻市-大規模災害に備える「危機管理センター」が運用開始
2026.04.01
高槻市は、4月1日(水)、災害対策の中枢拠点および防災啓発の拠点となる「危機管理センター」の運用を開始した。同センターは、今後発生し得る大規模災害への備えとして、令和6年度より整備が進められてきたものである。高槻市総合センター6階に設置され、大阪府北部地震の教訓を反映した、実務的かつ柔軟な設計が特徴である。
迅速かつ円滑な災害対応を実現するため、各機能を一つのフロアに集約し、常設化している。
・災害対策本部会議室:本部長(市長)をはじめとする本部員が、意思決定を行う場。
・災害対策部室(オペレーションルーム):決定事項に基づき、応急対応や情報発信、被災者支援の調整を行う。
・リエゾンルーム:国、自衛隊、大阪府等の派遣職員と情報共有・連絡調整を行う。
・コールセンター:平常時は執務室として使用し、災害時には市民からの通報や問い合わせ情報を集約する。
導入された最新設備
災害対策本部機能の強化と情報収集の継続性を図るため、以下の設備を整備している。
・大型映像表示音響システム:大型LEDビジョンにより、被害情報や対応状況を一元的に把握する。
・衛星回線(スターリンク):インターネット回線のバックアップとして導入。
・停電対策設備:無停電電源装置(UPS)や可搬型蓄電池を完備。
平常時の活用(防災啓発・研修)
市民や防災組織を対象とした、視覚的・体験的な啓発活動の拠点として活用される。
・災害疑似体験:VR(バーチャル・リアリティ)映像を用いた訓練の実施。
・防災研修・ワークショップ:ハザードマップ等の映像コンテンツを活用した計画的な啓発活動。
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