「高槻しいたけセンター」の乾しいたけが 大嘗祭の供え物に
2020.03.02
昨年11月に行われた大嘗祭(だいじょうさい)で、「高槻しいたけセンター」の乾しいたけが供え物として納入された。
大嘗祭では、各都道府県の特産物である「庭積の机代物(にわづみのつくえしろもの)」が供えられる。内容については野菜や果物、魚介といった山の幸または海の幸から各都道府県が3~5品目選ぶ。大阪府は栗、ミカン、エビ芋、ちりめんじゃこ、そして同センターの乾しいたけの5品目。生産者の渡邊美広さんに連絡があったのは昨年夏頃。「最初はピンとこなかったのですが、後ですごいことなんだなと思いました。その時に、実は平成の時に父も出していたことを知りました」。
同センターでは3~4月に乾しいたけ用のしいたけを収穫。「昨年は偶然にも発生が良く、高品質のものが採れました。年末の贈答品用にいいものを残しておいたので良かったです」と渡邊さん。今後について「あちこちからお祝いの声をいただいたので、ますます頑張っていきたい」と話している。
高槻しいたけセンター
住所
高槻市大字田能的谷2
電話番号
072-688-9359
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