【秋肌の現状と肌老化を防ぐ正しいケア】
夏に浴びた紫外線や冷房による隠れ乾燥、汗・皮脂の詰まりといった「夏の蓄積ダメージ」は、秋になるとシミやゴワつき、毛穴トラブルとして表面化しやすくなります。また、抜け毛・痒みといった頭皮の相談も増える時期です。これらを放置すると冬の深刻な乾燥や肌荒れにつながるため、秋のうちの早めのケアが大切です。
スキンケアの基本は「擦らない洗顔・洗髪」と「適切な保湿」です。ゴシゴシ洗いは避け、泡で優しく包むように洗いましょう。シミ・くすみが気になる方は「トラネキサム酸」、毛穴や皮脂トラブルには「アゼライン酸」や「ビタミンC」、シワ対策には「レチノール」など、悩みに合わせた美容成分を取り入れるのも効果的です。ただし自己判断は禁物。本当に必要な成分を正しく取り入れましょう。焦って過度な重ね塗りをしたり、強い刺激を与えたりするのは逆効果です。肌の生まれ変わりは約1ヶ月、髪のサイクルは約3ヶ月かかるため焦りは禁物。まずは優しく汚れを落とし、ご自身に必要な成分から一つひとつ順番に整えていきましょう。
【自分の肌を知って冬の乾燥予防を】
空気が乾燥し始める秋は、「肌のバリア機能強化」を始める絶好のタイミングです。冬の本格的な乾燥を迎える前に、さらっとした乳液からしっとりとした質感のクリームへ切り替えたり、水分を保持する「セラミド」配合のアイテムを取り入れたりして保湿力を高めましょう。シャンプーや洗顔料は洗浄力の強すぎないものを選び、優しく保湿ケアを行うことがトラブル予防につながります。40℃前後の入浴やお風呂上がりの素早い保湿、加湿器の活用など日常の工夫も効果的です。
偏りのない食事や十分な睡眠に加えて、健やかな肌や髪を育む「鉄」や「亜鉛」を意識して補うインナーケアも大切です。情報があふれる現代だからこそ、流行に惑わされず「自分の肌に今何が必要か」を正しく知ることが重要です。セルフケアに迷った際やトラブルが長引く場合は一人で抱え込まず、早めに専門医に相談し、自分の肌質に合ったアドバイスを受けると安心です。
当院では、保険診療だけでは効果が不十分な方や更なる効果を求めておられる方に、お肌の健康を優先とした上で、美容医療(自費診療)を実施しております。
肌がきれいな日は気分が上がり、なんだか体まで軽やかに…誰しもがそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。
お一人お一人にあったスキンケアの方法をご提案し「自分らしく美しく肌年齢を重ねる」ことのお手伝いができればと考えています。
美肌への一番の近道は、自分のお肌と丁寧に向き合う毎日の習慣です。日々の積み重ねで肌は変わります。焦らず一歩ずつ、一緒に理想の肌を育てていきましょう。