
脳科学に基づく療育カリキュラムで、知能向上・苦手改善をサポート/発達支援教室
大阪、兵庫などの幅広い地域で、発達に悩みがある0~6歳までの子どもを対象に成長をサポートする教室「KID ACADEMY」が、吹田市津雲台に新しく「千里校」を開校。個人差が大きいとされる発達障がいにおいて、脳科学に基づいたキメ細やかなオーダーメイドの療育カリキュラムによってアプローチし、発達改善や知能向上をめざすのが大きな特長だ。
人間の脳には、幸福を感じると分泌される脳内ホルモン(幸せホルモン)というものがあり、子どもの成長にも非常に関連深いことが科学的に判明しているという。同校は、子どもには愛情を感じるスキンシップが必要との考えから“楽しみながら学べる”授業をモットーにしている。子どもの体調や気分に合わせ、約40項目ある独自のカリキュラムを柔軟に組み替えていくのがポイント。「抱っこや絵本の読みかせなどを行う『ふれあい』がいいとか、ゲーム感覚でボールなどを使う『空間認知トレーニング』にしようとか、お子さまの様子を見ながら最適なものを実施しています」と話すのは施設の管理者を務める西尾さん。


授業は徐々に社会性を育めるように、「個別」「2対1(子ども2人にスタッフ1人)」「集団」の3つのパターンを取り入れて段階的に行う。複数の子どもと一緒にトレーニングを行うことで、順番を待ったり、道具の貸し借りをしたり、自然に他者を意識することに繋がるという。こうした子どもの成長を、保護者はもちろん、幼稚園や保育園とも連携した「三位一体の体制」でサポートする。家庭と園、それぞれの様子から得た情報を取り入れ、より効果的な授業を行っていく。
様々なカリキュラムがある中、スタッフ全員が共通して心がけていることは、子ども自身の成功体験を積み重ねていくこと。そのため、授業ではとにかく良い部分に目を向けて心の底から褒めるように徹底しているという。「カゴにボールを入れるトレーニングがあるのですが、結果的にボールが入らなくてもいいんです!『上手に投げられたね』とか『前よりは上手だったね』と、『失敗なんてないんだよ』という思いで褒めています」と笑う西尾さん。常にスタッフの笑い声が響く明るい教室こそが、保護者の安心と信頼、そして子どもの明るい未来に繋がっている。

KID ACADEMY 千里校 キッドアカデミー
