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TOP > 〈特集〉この塾に決めて良かった 先輩ママ・塾生にインタビュー > 「自分で考える力」を育み、社会人になっても通用する力を身につける/め塾
小学5年生の3学期から高校を卒業するまで通塾し、現在は大阪大学の理学部に通いながら同塾で講師アルバイトをしている井上くん。「母親の知り合いから、ちょっと変わったおもしろい塾だと聞いて見学会に参加したのが始まりです。その時、授業の風景を見るのかと思いきや、なぜか先生達が業務用のわたあめ機を使ってわたあめを配っていました。僕はというと、ずっとパズルをして遊んでいたのを覚えています」。勉強内容というよりも、楽しそうな教室の雰囲気に惹かれて通うことにしたという。
小学6年生の時には、中学校の数学と英語を先取り学習していた井上くん。その時から印象に残っているのが自分で考える力を伸ばす指導法だった。「先生から良く言われたのは、『ちゃんと話しを聞いたか?』ということ。自分なりに聞いていたつもりで『はい』と答えると、矢継ぎ早に質問がとんでくる。その時のやりとりでちゃんと考えたうえでの返事じゃなかったことがばれます。自分でしっかりと物事を考える習慣は、その反復で培われたと思います」。
“勉強のできる子は必ず正しいやり方を実践している”という考え方が同塾の基本理念。井上くんも、勉強に臨むための”しっかりと話を聞く姿勢”を身につけることができ、学力向上に繋がっていった。「もちろん先生のサポートは随時ありましたが、基本は自考力のうえに成り立った自分自身でやり抜くというスタイルで高校受験、大学受験ともに希望の進路に進むことが出来ました」。同塾では、問題の答えが間違っていてもOK。なぜその答えに行き着いたのかというプロセスを重要視する。
今回、井上くんと一緒にお母さんからもお話を聞いた。「どの年代でも、周りの子より先の学習ができているなという感覚はありました。先生は子どものモチベーションを保つのが本当に上手。勉強に飽きてしまわないよう、あの手この手を使って子どもを楽しませてくれている様子を見て、安心してお任せしていました。息子は家では全然勉強をしません。学校と塾で集中してしっかりやっていたようです。メリハリのつけかたも上手だったと思います」。
自分で考える力を育む学習スタイルは、全講師が徹底して取り組んでいる。「井上くんもそうですが、教え子達が今は講師をしてくれています。それぞれが生徒ごとに接し方、励まし方、褒め方を考えて全力で向き合っています。生徒が考え抜くのだから講師も当然。その絆が、この塾で成長するひとつの土台だと思っています」と、塾長の長島さんが語ってくれた。